RYZEN 7 1700で組んでみました!
*2017/05/06更新
→DDR4 3200Mhz 1Tで動作が出来たので書き足し
(フルHD FFベンチのスコアを1件追加)
*2017/08/14更新
→RYZENのGame性能についてコメントを追加しました
さてRYZENCPUとマザーだけを購入して、
CPUクーラーCRYORIG H5の
AM4リテンションきっとが届いたところで
現在の私のメイン機であるi7 6700KのPCを分解、

ストレージとメモリ再利用の形でRYZEN機を組むことに

同じケースにパーツを入れ替えるだけなので
詳しい工程は省いていきます
→DDR4 3200Mhz 1Tで動作が出来たので書き足し
(フルHD FFベンチのスコアを1件追加)
*2017/08/14更新
→RYZENのGame性能についてコメントを追加しました
さてRYZENCPUとマザーだけを購入して、
CPUクーラーCRYORIG H5の
AM4リテンションきっとが届いたところで
現在の私のメイン機であるi7 6700KのPCを分解、

ストレージとメモリ再利用の形でRYZEN機を組むことに

同じケースにパーツを入れ替えるだけなので
詳しい工程は省いていきます
なおこちらX370 Gaming K4はフォロワーさんから
買い取り値で譲って頂いたものになります

新品同様なのでありがたい限りでした。
ちなみに12フェーズ設計品。
IntelLAN搭載に、スチール製スロット
M.2スロットの位置もよしとコスパは良さそう
(なお話によるとRYZENの起動の遅さはマザーにあり、
K4 Gamingが今のところ起動が最速らしい?そうな)
早速CRYORIGから届いた
AM4、H5用リテンションキットを使い
プレート関係を付け替えCPUをパチっと装着

グリスはクーラー付属のCP7という
シルバーグリスをヘラ塗りで
後はクーラー本体、メモリ、SSD、GPUを装着し
細かい配線をもとに戻して完成!

見た目が6700Kの頃とほとんど変わりません。
ただM.2スロットの位置が上になったので

GPUと被ることが無くなったのが発熱的に良いポイント。
起動に関しては何もつまずくこともなくアッサリと起動しました。
ちなみにアカウント番付けしてるWindows10の大雑把な認証と、
前のマザーとLANが一緒というのもあり
起動後に必要なドライバがオンラインで自動で当てられました

このまま使えたのですが、もちろん後で再インストールへ
それとASRock公式からBIOSをダウンロードして
USB経由でP1.60→P2.20へ


メモリのOCの項目も増えました

*ただしRYZENのとある理由からメモリOCは少しやりづらい模様
その後1700定格でゆったりと使用せず、
CPU側に倍率ロックが無いという利点を活かし
(OCが出来るかはマザーに依存)
性能をRYZEN 7 1800X並にするために
3.0Ghz→3.8GhzにOCをしてます。

CPU-Zの読みがおかしいですが
マザーの設定はCoreV1,3Vにしております。
メモリ周りの調整は控えめで
とりあえずの推奨値である2666Mhzをベースに
XMP2でタイミングを縮める感じに留めてます。
他の方の情報ですが2666Mhz以後は
CRが1固定というのがあり(手動でも設定出来ない)
今のところメモリOCをしづらくしてるので少々勿体無い

おそらく設定を細かくすればもうちょい高くは出来ると思いますが
常用設定というのもあるのでこのような形に
以下完成したPCのスペックはこちら
【case】Fractal Design Define R5
【CPU】AMD RYZEN 1700(OC 3.8Ghz)
【M/B】ASRock X370 Gaming K4
【RAM】G.Skill F4-3600C16D(2666MhzCL14設定)
【GPU】GIGABYTE GTX1080 G1 GAMING
【M.2】PLEXTOR PX-256M8PeG-08(256GB OS)
【M.2】Samsung SM951(128GB)
【SSD】Kingston HyperX Savage(480GB)
【SSD】Silicon Power SP Slim S55(240GB)
【電源】Seasonic Xseries XP2 SS-760XP2(760W 80+Platinum)
【CPUクーラー】CRYORIG H5 UNIVERSAL
ベンチマークは簡単なものを数点
CrystalMark2004R7

最近のアップデートで32スレッドに対応したらしく、
ある程度の座標を確認するのに使えるように
CINEBENCH R15

こちらも簡単なベンチマークの一つ
シングルスレッドでは流石にIntelには勝てませんでしたが
全スレッドを活用したときは大幅にスコアアップ出来ました。
*1700定格は全スレッドで1421cb シングルスレッドが139cb
この他軽く使ってみた感想。
RYZEN1700定格のゲーミング性能は
GPU負荷が軽いゲームではシングルスレッド性能が足を引っ張り、
フレーム数とスコアが6700Kより大きく下回ることがあった、が
4K解像度など負荷が重いゲームでは大差なしといった状態。
またフルHDとWQHDにおいても60hzを目標とした場合は問題なし
(むしろスレッド数のおかげでマルチタスクの安定性が向上)
その他一部ゲームで既にRYZENへの最適化がされているものや
一部洋ゲーにおいてスレッド差で6700Kを超えることがあり、
ゲーム性能では適材適所といった感じでした。
ただCPUの計算量が増えやすくなるフレーム生成数。
フルHDやWQHDで120~144hzなどを目指す環境には向かず、
どちらかというと4Kを含めた60hz環境の方にて
有利性があるかなと思いました。(まだ使い始めなのでアレですが)
なおクロックを3.8Ghzにしたことで
cinebenchを見てもわかると思いますが
シングルスレッドが139cb→155cbと上がった分
軽いゲームでもスコアが上がったのも多かったので、
ゲーミング性能のためにOCをするのもありかも?
フルHD解像度かつ現代のGPUでは
シングルスレッド能力が大変必要になるFF新ベンチで見ると
紅蓮のリベレーター ベンチマーク スコア
GTX1080 1920x1080 最高品質 フルスクリーン
i7 6700K@4,00Ghz SCORE:18830
RYZEN 7 1700@3.00Ghz SCORE:12947
RYZEN 7 1700@3.80Ghz DDR4-2666MhzCL14 SCORE:14752
RYZEN 7 1700@3.80Ghz DDR4-3200MhzCL16 SCORE:15384
4K解像度では変わりなし、7150程度
といった感じになりました。
(多コアを活かせないベンチなのでCPUが半分寝てました)
*情報によるとRYZENはメモリOCの恩恵が大きいということで
3200Mhzにするとスコアアップの期待が出来るそうな
今後のマザーのBiOS更新に期待しつつ、3200Mhzに上げれたら
またベンチをしてみようかと思います。
自分の環境で3200MhzCL16 1TでのOC動作が出来ました。

15-15-15-35では起動が安定しなかったのですが
16-16-16-36では問題が無かったのでこの通りに
ちなみにRAM電圧は様子見もかねて1.45Vにしています
CrystalMarkベンチのMEMが93292へアップしました。
不覚にも入れ替え前の消費電力等を調べ忘れていたので、
今回はあえて1700でも消費電力を測らなかったのですが、
OC時は6700Kより確実に消費電力、熱量が上がったかと思います。
なおOCは私の環境でも4GhzでOSの立ち上げまでは出来ましたが、
熱量もぐっと上がってしまったので、クーラーを交換するまでは
現状扱いやすい3.8Ghzで様子を見ることにしてます。
なお3.9Ghz、1.35VがうちのH5ではギリギリでした(´・ω・`)
総評
久々のAMD機ということもありワクワク感は高く、
初の8コア16スレッドはとても圧巻で面白かったです。
基本的に4コア8スレッドで足りる作業が多い私ですが、
こちらにしたことでマルチタスクの余裕が出来、
スレッドの多さによって処理の分散率が高くなり、
CPUをフルで使うことが少なくなったので、
相対的に熱量と消費電力も抑えられたという感じになりました
仮想PCにコア数を当てやすくなったので、
これから先様々なことで使えるかなと感じました。
ただしゲーミングだけはやはりIntel側のが有利であり、
細かく検証している方によると、精度の高さにも差があるそうです。
その代わり環境と設定次第ではIntelにも負けない能力があるので
今後のゲーム側の最適化に期待をし、
ここ数ヶ月でよくわかったことですが
RYZENは現状で古いゲームほど最適化してあるゲームが少ないのと、
昔のゲームでは8コアのマルチスレッドを有効に使えないものが多く、
最適化されたオーバーウォッチなど効率よくフレームを上がられる点をみたり
DX12ベンチマークで効率的にスコアを伸ばせる点から
「これから出るマルチスレッドを活かせるゲームや対応によりRYZEN7は輝くが、
DX9をはじめとした古いゲームや最適化がされないゲームでは性能を活かしきれない」
という判断が正しいと思いましたのでここに訂正させて頂きます。
ドンドン出てくる新しいゲームでは8コア以上が有効になることもありますし、
4コア8スレッドのi7とでは得意な物が変わってくるかな思います。
ただCoffee Lake メインストリーム i7が6コア8スレッドで確定しているので
昔のゲームをやりながら最新ゲームもやりたいならIntelが有利かも・・・?
使い分けが重要になりそうです(ヽ´ω`)
。メモリ32GB欲しぃ

なお私は動画を見ながらゲームをしてブラウジングをすることがあるので
なんだかんだこっちのがラクだったりはするんですけどね(
*IntelのハイエンドとはPCI-Eのレーン数の差があるので
マルチGPUにおいてはRYZENが少し不利なのもあります、
あくまでも1GPUを想定した場合ではコスパは良いかなと
今年はとりあえずこちらの構成で一年を過ごし
状況見てまたパーツを変えていこうかと思います。
では今回もこんなところで(´・ω・`)ノシ
参考にさせていただきましたサイト様
Ryzenはなぜ「ゲーム性能だけあと一歩」なのか? テストとAMD担当者インタビューからその特性と将来性を本気で考える http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170425122/ @4GamerNewsさんから
買い取り値で譲って頂いたものになります

新品同様なのでありがたい限りでした。
ちなみに12フェーズ設計品。
IntelLAN搭載に、スチール製スロット
M.2スロットの位置もよしとコスパは良さそう
(なお話によるとRYZENの起動の遅さはマザーにあり、
K4 Gamingが今のところ起動が最速らしい?そうな)
早速CRYORIGから届いた
AM4、H5用リテンションキットを使い
プレート関係を付け替えCPUをパチっと装着

グリスはクーラー付属のCP7という
シルバーグリスをヘラ塗りで
後はクーラー本体、メモリ、SSD、GPUを装着し
細かい配線をもとに戻して完成!

見た目が6700Kの頃とほとんど変わりません。
ただM.2スロットの位置が上になったので

GPUと被ることが無くなったのが発熱的に良いポイント。
起動に関しては何もつまずくこともなくアッサリと起動しました。
ちなみにアカウント番付けしてるWindows10の大雑把な認証と、
前のマザーとLANが一緒というのもあり
起動後に必要なドライバがオンラインで自動で当てられました

このまま使えたのですが、もちろん後で再インストールへ
それとASRock公式からBIOSをダウンロードして
USB経由でP1.60→P2.20へ


メモリのOCの項目も増えました

*ただしRYZENのとある理由からメモリOCは少しやりづらい模様
その後1700定格でゆったりと使用せず、
CPU側に倍率ロックが無いという利点を活かし
(OCが出来るかはマザーに依存)
性能をRYZEN 7 1800X並にするために
3.0Ghz→3.8GhzにOCをしてます。

CPU-Zの読みがおかしいですが
マザーの設定はCoreV1,3Vにしております。
メモリ周りの調整は控えめで
とりあえずの推奨値である2666Mhzをベースに
XMP2でタイミングを縮める感じに留めてます。
他の方の情報ですが2666Mhz以後は
CRが1固定というのがあり(手動でも設定出来ない)
今のところメモリOCをしづらくしてるので少々勿体無い

おそらく設定を細かくすればもうちょい高くは出来ると思いますが
常用設定というのもあるのでこのような形に
以下完成したPCのスペックはこちら
【case】Fractal Design Define R5
【CPU】AMD RYZEN 1700(OC 3.8Ghz)
【M/B】ASRock X370 Gaming K4
【RAM】G.Skill F4-3600C16D(2666MhzCL14設定)
【GPU】GIGABYTE GTX1080 G1 GAMING
【M.2】PLEXTOR PX-256M8PeG-08(256GB OS)
【M.2】Samsung SM951(128GB)
【SSD】Kingston HyperX Savage(480GB)
【SSD】Silicon Power SP Slim S55(240GB)
【電源】Seasonic Xseries XP2 SS-760XP2(760W 80+Platinum)
【CPUクーラー】CRYORIG H5 UNIVERSAL
ベンチマークは簡単なものを数点
CrystalMark2004R7

最近のアップデートで32スレッドに対応したらしく、
ある程度の座標を確認するのに使えるように
CINEBENCH R15

こちらも簡単なベンチマークの一つ
シングルスレッドでは流石にIntelには勝てませんでしたが
全スレッドを活用したときは大幅にスコアアップ出来ました。
*1700定格は全スレッドで1421cb シングルスレッドが139cb
この他軽く使ってみた感想。
RYZEN1700定格のゲーミング性能は
GPU負荷が軽いゲームではシングルスレッド性能が足を引っ張り、
フレーム数とスコアが6700Kより大きく下回ることがあった、が
4K解像度など負荷が重いゲームでは大差なしといった状態。
またフルHDとWQHDにおいても60hzを目標とした場合は問題なし
(むしろスレッド数のおかげでマルチタスクの安定性が向上)
その他一部ゲームで既にRYZENへの最適化がされているものや
一部洋ゲーにおいてスレッド差で6700Kを超えることがあり、
ゲーム性能では適材適所といった感じでした。
ただCPUの計算量が増えやすくなるフレーム生成数。
フルHDやWQHDで120~144hzなどを目指す環境には向かず、
どちらかというと4Kを含めた60hz環境の方にて
有利性があるかなと思いました。(まだ使い始めなのでアレですが)
なおクロックを3.8Ghzにしたことで
cinebenchを見てもわかると思いますが
シングルスレッドが139cb→155cbと上がった分
軽いゲームでもスコアが上がったのも多かったので、
ゲーミング性能のためにOCをするのもありかも?
フルHD解像度かつ現代のGPUでは
シングルスレッド能力が大変必要になるFF新ベンチで見ると
紅蓮のリベレーター ベンチマーク スコア
GTX1080 1920x1080 最高品質 フルスクリーン
i7 6700K@4,00Ghz SCORE:18830
RYZEN 7 1700@3.00Ghz SCORE:12947
RYZEN 7 1700@3.80Ghz DDR4-2666MhzCL14 SCORE:14752
RYZEN 7 1700@3.80Ghz DDR4-3200MhzCL16 SCORE:15384
4K解像度では変わりなし、7150程度
といった感じになりました。
(多コアを活かせないベンチなのでCPUが半分寝てました)
*情報によるとRYZENはメモリOCの恩恵が大きいということで
今後のマザーのBiOS更新に期待しつつ、3200Mhzに上げれたら
またベンチをしてみようかと思います。
自分の環境で3200MhzCL16 1TでのOC動作が出来ました。

15-15-15-35では起動が安定しなかったのですが
16-16-16-36では問題が無かったのでこの通りに
ちなみにRAM電圧は様子見もかねて1.45Vにしています
CrystalMarkベンチのMEMが93292へアップしました。
不覚にも入れ替え前の消費電力等を調べ忘れていたので、
今回はあえて1700でも消費電力を測らなかったのですが、
OC時は6700Kより確実に消費電力、熱量が上がったかと思います。
なおOCは私の環境でも4GhzでOSの立ち上げまでは出来ましたが、
熱量もぐっと上がってしまったので、クーラーを交換するまでは
現状扱いやすい3.8Ghzで様子を見ることにしてます。
なお3.9Ghz、1.35VがうちのH5ではギリギリでした(´・ω・`)
総評
久々のAMD機ということもありワクワク感は高く、
初の8コア16スレッドはとても圧巻で面白かったです。
基本的に4コア8スレッドで足りる作業が多い私ですが、
こちらにしたことでマルチタスクの余裕が出来、
スレッドの多さによって処理の分散率が高くなり、
CPUをフルで使うことが少なくなったので、
相対的に熱量と消費電力も抑えられたという感じになりました
仮想PCにコア数を当てやすくなったので、
これから先様々なことで使えるかなと感じました。
細かく検証している方によると、精度の高さにも差があるそうです。
その代わり環境と設定次第ではIntelにも負けない能力があるので
今後のゲーム側の最適化に期待をし、
ここ数ヶ月でよくわかったことですが
RYZENは現状で古いゲームほど最適化してあるゲームが少ないのと、
昔のゲームでは8コアのマルチスレッドを有効に使えないものが多く、
最適化されたオーバーウォッチなど効率よくフレームを上がられる点をみたり
DX12ベンチマークで効率的にスコアを伸ばせる点から
「これから出るマルチスレッドを活かせるゲームや対応によりRYZEN7は輝くが、
DX9をはじめとした古いゲームや最適化がされないゲームでは性能を活かしきれない」
という判断が正しいと思いましたのでここに訂正させて頂きます。
ドンドン出てくる新しいゲームでは8コア以上が有効になることもありますし、
4コア8スレッドのi7とでは得意な物が変わってくるかな思います。
ただCoffee Lake メインストリーム i7が6コア8スレッドで確定しているので
昔のゲームをやりながら最新ゲームもやりたいならIntelが有利かも・・・?
使い分けが重要になりそうです(ヽ´ω`)
。メモリ32GB欲しぃ

なお私は動画を見ながらゲームをしてブラウジングをすることがあるので
なんだかんだこっちのがラクだったりはするんですけどね(
*IntelのハイエンドとはPCI-Eのレーン数の差があるので
マルチGPUにおいてはRYZENが少し不利なのもあります、
あくまでも1GPUを想定した場合ではコスパは良いかなと
今年はとりあえずこちらの構成で一年を過ごし
状況見てまたパーツを変えていこうかと思います。
では今回もこんなところで(´・ω・`)ノシ
参考にさせていただきましたサイト様
Ryzenはなぜ「ゲーム性能だけあと一歩」なのか? テストとAMD担当者インタビューからその特性と将来性を本気で考える http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20170425122/ @4GamerNewsさんから
| PC関係 | 13:33 | comments:3 | trackbacks(-) | TOP↑
ryzenのコスパは破格だから・・・
Intelもがんばってほしい
| | 2017/05/04 23:16 | URL |