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    WD製HDD Caviar Green 低速病発生原因?

    どもどもー 今回は番外編のお話
    Twitterを始めたりその他のPC関係の交流などで話題となって
    度々 WD Caviar Green 以下 緑のHDDが
    時間経過によってお亡くなりになってることが発覚

    やはり緑のHDDの故障率が半端無いそうで
    動作不可、読み取り不可になってる友人たちは3人ほど
    その他ネット友達が5人ほどが悩みになってるそうだ

    で、例のごとく私も3枚の緑を低速病になり
    過去に様々な対処を行い、低速病を対策したことがあるのだが
    基本的に例の症状が出始めたら危険サインの前触れで
    ひどい場合は完全修復が不可能になってたパターンもあり
    二枚は完全にHDDとして使い物にならないぐらいなったことがありました…

    WD公式によるゼロフィルでも退避したセクタの修復出来ないしでね…

    っとここまでは過去のお話

    以下、
    今回の記事は長文なので
    内容を読みたい場合は追記から御覧ください



    ココからは修復というよりか、こうならないための対策方法のまとめ

    *なお今記事は推測の部分も含んでおります、
    そのためこの記事の内容が100%確実なことで無いことをご理解の上でご観覧ください


    やはり緑のHDDのデータ読み込み不可、低速化、プチフリする問題は
    ネットの情報としてちょくちょくまとめられているようで
    原因ももはや一つしかないという結果に

    それは

    最重要候補
    WesternDigital製HDD友の会 でグーグル検索

    適当えんじにあ( ´Д`) 様より
    WesternDigital 製の HDD は IntelliPark がある限り購入しない
    http://mfsocket.blogspot.com/2012/08/westerndigital-hdd-intellipark.html

    ASUS K53TA まとめwiki 様より プチフリと対策

    http://k53ta.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%95%E3%83%AA%E3%81%A8%E5%AF%BE%E7%AD%96

    Recollection Field 様より
    Western Digital 製のHDDを使用している環境下でゲーム等をすると動作がカクつく
    http://eluas.blog94.fc2.com/blog-entry-181.html

    じんそんのぶにっき 様より NASその3

    http://www.telnet.jp/~mia/sb/log/eid151.html

    価格.com様の質問版より  IntelliParkの影響はどれほど?

    http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000256713/SortID=14840991/

    veefour's digital life 様より IntelliPark機能を無効にする
    http://digital.veefour.com/2011/e218/

    WD WD20EARSの正しい扱い方
    http://d.hatena.ne.jp/rubikitch/20101001/newhdd

    ReadyNASでWD Caviar Green の IntelliParkを止める (idle3-tools)
    http://slashdot.jp/journal/553229/ReadyNAS%E3%81%A7WD-Caviar-Green-%E3%81%AE-IntelliPark%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%8B-idle3-tools

    Coneco.com レビュー Intellipark 一覧にて
    http://club.coneco.net/kw/Intellipark

    やはりWDお得意の省電力機能 IntelliPark の存在が問題となってる可能性があるようだ

    この機能は初期値である8秒間の間にHDDへのアクセスが無い時に
    自動で磁気ヘッドを退避させて省電力を図るタイマー機能というもの
    この機能によって衝撃によるダメージの軽減が出来たり(ヘッダが退避するので)
    停止・退避ということでアイドル時の消費電力を抑えることが出来るのだが…

    Windowsの管理上、OS等に関係ないHDDであったとしても
    読み込み等が行われる場合にてこの機能による干渉が発生してしまう傾向があり

    例えばIntelliParkを搭載しているHDDで コレをOS外のデータ用とする
    するとアクセスする時間に間ができ、タイマー機能により磁気ヘッドが退避する
    そしてヘッドを退避・戻すなどで遅延等が発生し、問題も発生する場合がある

    またOS用途であってもコレに相当する可能性もあり

    適当えんじにあ( ´Д`)様の記事にも書かれているように

    ・explorer が一時的に応答しない
    ・マイコンピューターを開くのに時間がかかる時がある
    ・購入後、1年以内に不良セクタが発生した
    ・MFT(マスターファイルテーブル) が壊れた


    という例があり

    私も以前に IntelliPark による干渉、遅延を確認しており
    アクセス時間がない部分があるゲームがある場合にて
    ヘッダのロード、アンロードによるプチフリなどを確認している

    緑のHDDをOSにしている場合はアクセスが多いので数ある退避には到達しないのだが
    やはりアクセスが無いときのヘッダのロード、アンロードは
    あまりオススメ出来ないものとなっている(稼働耐久数があるので)

    その他にもRAIDとか組んでる場合にてこの機能がアダになってしまい、
    SMART上のヘッダのロードカウンタがものすごく増えていってしまうこともあるそうです

    その他一枚で普通に使っている人で低速病等を経験した他の人の情報によると
    緑を使用していた環境にてヘッダ退避を繰り返していたことによる
    プチフリ、そして回復不能セクタを確認したということもあり
    コレはほぼ間違いないのでは無いだろうかと思った次第でした

    なおC5、C6を量産しまともに使えなくなった物がこちら
    8kC35.jpg

    何故かWD Diagnosticsではエラー無し、ゼロフィルで該当セクタを0埋めしたが変わらず
    20120419154350734s_201401060442252fc.jpg
    HDDとして使えず状態なのにエラーが出てないのでRMAが出来ない産物に/(^o^)\

    パターン2 こちらはまだHDDとしては使用が可能
    TDU47.jpg
    ただ細かいプチフリが常時発生、WD Diagnosticsによるエラーもこちらもなし

    物理破損説もありうるか? にしてもWD Diagnosticsでエラー無しってどういうこった…

    ちなみに知り合いがデータ保存用に使っていた緑がもう一枚手元にあるのだが
    そちらはBIOS読みすら出来なくなっている模様(衝撃等なく何もせずに唐突にそれへ)

    でだ、とりあえずこのIntelliParkが原因でHDDをダメにする可能性があると
    分かってもらえたところでどうしたら良いのか? という話

    その考えは一つ、IntelliPark を無効化するに限る
    エコを考えて退避時間を8秒→30秒にしたりして退避回数を減らしても良いが
    そもそもHDDは一番の稼働時であるスピンアップ時で大体20~30W程度であり
    アイドル時も平均で数W~1?Wぐらいなので大きく気にする事もない

    消費電力の事を考えるよりもデータの保持やHDDの存命のが大事であるし
    録画ストレージ目的なら録画、再生している時は基本可動は無いことも多いし
    正直、省電力機能搭載HDDではないHDDのが多分気持ちが良い

    なおこのブログにて対策方法を記載するかの話ですが
    上記に記載させていただいた他の方のブログや記事を参考にさせていただいたり
    その他のページなどで無効化方法を記載しているところがあるので
    自分がしたい、やりやすい対策方法を選んで試したほうがいいかもしれないです
    中には自己責任で行うものが多いですしねぇ…

    とりあえず、IntelliPark を無効化する場合の対策方法をまとめると

    ・CrystalDiskInfoの AAM/APM 設定を使用した場合のやり方
    一番簡単でソフトウエアだけで機能を止めることが可能だが
    現段階の製品では電源を落とすたびに設定をし直す必要があり、完全には無効化出来ない
    一応CrystalDiskInfoの「機能」→「常駐」と「スタートアップ」にチェックすることで
    簡素方法ながら電源を切っても一時無効化が働くようにできるが…
    *ちなみにHDDによっては設定できる項目が違うご様子、現段階で販売されているものの多くは「APMのパフォーマンス」を「最大(FEh)」にしCrystalDiskInfoをスタートアップ+常駐で管理するやりかたなのだが私の緑のようにAPM設定を弄れない場合があり、その場合はAAM側の設定を最大(FEh)→静音(80h)にすることで低速化対策にはなっていたご様子
    正直これでIntelliParkが切れてるとは思いませんが低速化はしなくなりました(´・ω・`)

    ・WDサポートが質問者だけにメール配布していた「wdidle3」を使用する例
    自己責任での仕様が義務づけられているDOSツールだが
    ヘッド退避の無効化やヘッド退避するまでの時間を調整できる
    無効化するHDD1台のみをIDEモードで接続してUSBメモリかFDDからブートし、
    タイマーをDisable → 電源切りで無効化が出来るそうだ(Disable→再起動ではダメらしい)
    *wdidle3はネットで探せば発見できるが基本的に自己責任物なので使用する場合は注意

    ・シェルスクリプトで5秒おきに強制的にディスクアクセスさせる例
    初心者にはオススメ出来ませんし、強制アクセスなので無効化は出来てません
    ですが退避させないという意味では無効化と同じなので記載だけはしておきます

    ・Linuxを使用して idle3-tools を使う場合
    こちらも自己責任での使用となる方法ですが
    分かる人なら比較的に簡単に停止が出来るということ
    詳しくは上部に記載しているリンクの中からどうぞ

    っと、一番確実なのは「wdidle3」を使用する例の方法なのですが
    WD自体が通常での散布は停止をしている状況で、場合によっては
    ストレージが動作不可になることもあるらしく自己責任でのツールとなっている模様

    とりあえず簡単で良いから止めたい!っていう人は
    やはりCrystalDiskInfoを使用しての簡易的ながらの方法がいいだろう
    一応私の環境で早い段階でこの方法を試して今まで使っている緑が一枚あり
    対策をしたことによってプチフリなどの問題が発生しなくなって、
    現状でも回復セクタを発生して使えなくなってしまったという例は発生していない

    なおテスト期間は大体1年半の様子見で通常用途によるデータ用管理だったが

    2012.08.16時点のデータ
    WS000002_20120816075316.jpg

    現在
    C9BX2.jpg
    WS000001_20140106044907c5b.jpg
    この値を見る限りではどうやら大丈夫そう

    ロード/アンロード回数がボロボロになった緑よりも増えているが
    コレは対策前に使っていた時期があったり、CrystalDiskInfoの 設定が切れてたりと
    こちらのが圧倒的に動作時間が長いために回数は増えている模様

    ただ回復不能を発生してしまった緑1緑2とは違い時間が12895時間でコレなので
    やはり対策をしておいて損はないみたいです・・・

    少なからずプチフリーズの対策にはなりますからねぇ

    あ、ちなみに中には IntelliPark を無効化に出来ないHDDもあるらしいので
    そこだけを確認してからやってみたほうが良いかもしれませんが…

    といった感じで時間経過による原因と追求が行われていったなったおかげで
    本来の方とは違う形で緑との低速病合戦が終結を迎えたわけなのですが
    何というか… 低速病になってた間接的な原因の理由が
    省電力機能によるものだったというのが一番腑に落ちません…

    まぁHDDといえばいつ壊れてもおかしくないものですし
    対策をしたとはいえど壊れる時は壊れるものですからね…

    もしかしたら省電力機能による故障ではなかったりするかもしれませんが
    可能性としてある分、どうしても気が抜けなかったりはしちゃいますよね…

    やっぱHDDに省電力機能なんていらんかったんや…

    ふう… では長文となってしまいましたが今回はこの辺にて
    (´・ω・`)ノシ 

    | PC関係 | 09:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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