慶安 KPGM270 WQHD 180hz ゲーミングモニタを買ってみました!!
2022/05/07日更新
Twitterの相互フォロワーさんである、
やかもちさん(ちもろぐ)にて鹿モニタのレビューを上げておらっしゃいましたのと
自分の記事を引用して頂きましたので、ご紹介させていただきます。
KEIAN KPGM270 Pionerosレビュー:恵安が送るSharp IGZOパネル搭載の激安WQHDゲーミングモニター https://chimolog.co/bto-gaming-monitor-kpgm270/ @Yacamochi_dbより
検証の幅が広いので自分が書いてある内容より細かい性能がわかります。
興味ある方は是非やかもちさんのレビューをご確認ください
てかやっぱIPSじゃんよぉぉお/(^o^)\
自分の気になってた部分を紐解いて頂いたので助かりました。
つうか応答速度も逆残像の感覚とか大体一緒みたいで、
やっぱ大体は間違いないんですね・・・
↓以下本文↓
どうも鹿の人です。
さて今回は久々にモニタのお話から、まずここ数ヶ月に色々ありまして、フォロワーさんから譲っていただいたLGのウルトラワイドモニタを不注意で割ってしまいました

その後とりあえずはとメインモニタとしてASUSのVG258QRを使ってたんですがIPSに慣れた身としてはフルHDのTNを使い続けるのは中々大変だったので、前から家にありましたAH-IPSの27インチ WQHDのモニタを倉庫から引っ張り出してつかっていたのですが・・・
流石に販売から8年も立つモデルだったのでゲーミング性能がどうしても弱く、FPSではワンテンポ操作感が遅れるのがわかったのでここで新しいゲーミングモニタを買おうと思い立ち、それでいてもう一度NanoIPSのモニタを使いたかったのですが、何分現在のお財布事情が厳しい/(^o^)\
で、他メーカーのNanoIPSを探していたのですが・・・
Twitterの相互フォロワーさんである、
やかもちさん(ちもろぐ)にて鹿モニタのレビューを上げておらっしゃいましたのと
自分の記事を引用して頂きましたので、ご紹介させていただきます。
KEIAN KPGM270 Pionerosレビュー:恵安が送るSharp IGZOパネル搭載の激安WQHDゲーミングモニター https://chimolog.co/bto-gaming-monitor-kpgm270/ @Yacamochi_dbより
検証の幅が広いので自分が書いてある内容より細かい性能がわかります。
興味ある方は是非やかもちさんのレビューをご確認ください
てかやっぱIPSじゃんよぉぉお/(^o^)\
自分の気になってた部分を紐解いて頂いたので助かりました。
つうか応答速度も逆残像の感覚とか大体一緒みたいで、
やっぱ大体は間違いないんですね・・・
↓以下本文↓
どうも鹿の人です。
さて今回は久々にモニタのお話から、まずここ数ヶ月に色々ありまして、フォロワーさんから譲っていただいたLGのウルトラワイドモニタを不注意で割ってしまいました

その後とりあえずはとメインモニタとしてASUSのVG258QRを使ってたんですがIPSに慣れた身としてはフルHDのTNを使い続けるのは中々大変だったので、前から家にありましたAH-IPSの27インチ WQHDのモニタを倉庫から引っ張り出してつかっていたのですが・・・
流石に販売から8年も立つモデルだったのでゲーミング性能がどうしても弱く、FPSではワンテンポ操作感が遅れるのがわかったのでここで新しいゲーミングモニタを買おうと思い立ち、それでいてもう一度NanoIPSのモニタを使いたかったのですが、何分現在のお財布事情が厳しい/(^o^)\
で、他メーカーのNanoIPSを探していたのですが・・・
ここでとある製品がネットの検索に引っかかりまして
過去に様々な話題性に上がったことがある慶安のゲーミングモニタを発見
あまりにも気になったので二週間ぐらいネットを徘徊して
様々な情報を集めていたのですが・・・
ここからが本題。
まずモニタとしては
WQHD 180hz IGZO VAパネルを採用し10bit表示が可能で、
視野角が上下左右178度、応答速度が1ms(GtG、HIGH設定時)。
かつsRGBカバー率&AdobeRGBカバー100%対応という
「Pioneros(ピオネロス)」27型ゲーミングモニターの鹿印な
『KPGM270』という存在を発掘したということ

問題はそこではなく去年10月9日より発売された製品なんですが、なんと海外のレビューが0、日本でのレビューも0。
You Tubeですら検索に引っかからない相当に謎めいている製品だったこと、そこでまずIGZOのパネルを使ったモニタを探すことから初めた私だったのですがこれも情報がぜんぜんないという状態からのスタートになったということ
そしてどういうものなのかと調べ続け、IGZOのゲーミングモニタはどうやら中国のゲーミングモニタで採用されることが何個かあるらしく、日本でいうニコニコ動画の中国版であるビリビリ動画でレビューがある程度。
日本では最近の製品でIGZOのパネルを使った製品ではグリーンハウスのGH-ELCG27WA-BKがそうらしく、そっちのレビューを見ていたりもしましたが・・・
なんともはっきりせず検証がまったくないことには変わらないこととおんなじパネルなのかも分からないのもあり、慶安で作ったかというよりかは委託した製品なんだろうし、まぁ大体おんなじパネルなんじゃないかな~とはおもいながら、ずっと悩んでいたわけですがついには夜も眠れないぐらいまで悩んでしまったので、Twitterでアンケートを取りましたら

フォロワーさん達は私のことをよく分かってくれてる方ばかりで
三時間で答えたが出たので、これは自分が行くしかねぇ!!となり・・・
ポチりました


久々の発作が起きてしまいましたが速攻で冷静になりました
まずは製品の紹介ページがこちら
http://www.keian.co.jp/products/kpgm270/
スペックなどの詳細は公式ページをご確認くださいませ
なおこの記事の上の方でこのモニタを鹿印と読んでいる理由が一つありまして

ロゴには鹿をイメージとしたデザインを採用したということ、
これはTwitterで鹿のアイコンを7年ぐらい?続けていた身としては、
自分には使うにはちょうどいいかもしれないって思ってたところもあったりします。
お値段は販売から5万→3.5万になってたところを買ってみました。
と、いうことで早速開封をしていきたいと思います


付属品はネジと説明書とHDMIケーブル、DP1.4のケーブル、電源ケーブルでした
電源ケーブルはやや怪しい純中国製

慶安で販売されている他のゲーミングモニタのレビューで、
一週間でACケーブルがだめになったという話を見たのでもしかすると・・・
説明書に関してはちゃんと書かれてるほうでした

応答速度のスペックもちゃんと書いてあったのでここは良点
次に本体を目を向けていったらなんと

モニタに乾燥剤が入っているのを初めてみましたw
これは流石に予想外でした
袋を開けてみると鹿のロゴが出てきました

かっこいいですね(?)
画面入力等のポートはこんな感じ

DPx1 HDMIx2とヘッドホンジャック非常にシンプルな構造
次にボタン類は以下の通り

こちらも平凡的な構造なので説明は省きますが、
電源ボタンだけは押し間違いをしないように、
指でわかるような出っ張りが出来ており、
この辺は他のPCモニタでも真似して欲しい出来となってます。
次にスタンド類

ここらへんも他のモニタと同じように
差し込んでスタンドのところを回してピンを固定するだけの仕様の模様

そしてここで問題が発生


なんと本体とスタンド固定の部分の構造が違うという点
そのため本体を止めるには付属品のネジだけであるという点

これは最近のモニタにしてはかなりの不親切設計。
ある意味しっかり止められるという点はありますが・・・
とりあえず電動ドライバーが目の前にあったので適当にしめて確認

引っ掛けるところも何もないので

本来台座と本体の支えてるツメを外すためのボタンが無意味になってしまってるという
もはやスタンドというより、モニタアームを付けているのと同じでは・・・
で、ここで完成した画像を上げたかったのですが、
最初に貼ってあったフィルムにより自分がすごく写り込んでいたので
写真は省かせていただきます。
で、画面を縦にもできるのでそちらの画像がこちらなんですが・・・
(床にちょっとゴミが飛んでしまったのはご愛嬌ください)

スタンドとのバランスが悪く、下につけると片側にぶつかります
なのでちょっと浮かしてつかわないといけません
あとスタンドと本体の重量比率とデザイン性の問題で
モニタを通常の状態で使っても、目線の位置を高さを上げすぎてしまうと
ちょっとした表紙でお辞儀をしてしまう可能性があり(画面が倒れやすくなる)
高くは上げすぎず使うのが良いかなと感じました
もうモニタアーム使ったほうがいいのでは
そして完成したモニタをメインPCのところに持ってきて試運転を開始

電源を入れた直後は初期テストなのか4種類ぐらいの色が流れてから使えるように
で、まず最初にドット抜けを確認しましたが運良くドット抜けはありませんでした
で、スマホで撮影してしまっているので色味が全然わからないかと思いますが
初期設定の時点では恐ろしく黄色が強く、俗に言う尿液晶と言われるものほどの
黄色が強い暖色でした(ここはとあるところを調整すると改善)
OSDなどに関してはこちらもゲーミング向けとしてはやや寂しい仕様で

明るさ、コントラスト設定が0から100、DCRのオンオフ
モード設定はスタンダード、フォト、ムービー、ゲーム 、FPS、TPSの6種類
色設定は、ガンマ、色相、彩度
色温度は、暖色、ノーマル、寒色、User設定
シャープネスは0-100
FreeSync、HDR
FPS向けの暗部を明るくする機能やレティクル表示はなどはありませんでした
ちなみにここが重要な点なんですが、色温度設定につきましては
暖色、ノーマル、寒色ともに黄色が強めになっている設定であり、目には優しいかもしれませんがかなり黄色が強めなのでこれは自分で後ほど細かい設定が必要かなって思ってたら、なんとUser設定がかなりスタンダードな色合いに落ち着くという仕様があり尿液晶感をなくしたいなら、色温度設定はUserにしてから調整をしていくのがいいかもしれません

なぜ寒色でも黄色が強い設定なんだ・・・
ちなみに他の方のレビュー曰く6600~6700K前後の色温度にするなら
赤:48 / 緑:48 / 青:48~49辺りにするとちょうどいいとかなんとか
私は若干寒色が良いので48/48/50にしてます
Freesync、HDRはかんたんにON-OFFのみ

応答速度を上げるためのオーバードライブ機能は

何故か順番が
無し、High、 Middle、Low
の順番になっているのちょっと気になります
うちには応答速度やInputlagを計測するためのツールが無いので細かいデータを乗せることは出来ませんが、モニタの残像チェックをするときお馴染みのUFOテスト、逆残像を見るGhostingモードでのチェックをしていたましたが
【180hz Ghosting Speed1920】
スマートフォンの480FPSスローモーションなので、
精度は低めになってしまいますが伝わるぐらいの差が出たので動画に。
180Hzで動作していればあればオーバードライブ【Middle】までならば、
目視でわかる範囲では全くと言っていいほど残像感がありませんでした。
オーバードライブを【High】にすると2段めと3段目で強い逆残像が発生してしまったため、性能とみやすさを取る場合は【Middle】までの設定がオススメだと思います。ただ【Middle】でも一部暗いところで薄っすらと逆残像が出てるところがあるので、エラーが少ない残像がほしい場合は【Low】設定でもいいかもしれません。
ちなみに肉眼で残像が視認できなくなる範囲は3ms程度らしいので、OD機能を使用しない時点でも平均5ms程度は出てるのかなぁって思うところがあります。
その後GPUのドライバから
WQHD 180hz RGB 10bit表示に設定して無事に動いたことを確認

帯域的にもちゃんとDP1.4での動作が確認出来たのでまずは一安心
で、視野角につきましてはスマホの撮影では再現がしづらいのであれですが
手持ちのIPSと比較しながらでは広視野角のVAであることは間違いなく


どこ視点で見てもIPS並に視野角があるといってもいいかなと思いました
なので非常に見やすくてこの時点での評価○と思いました。
本当にVAなんだろうか・・・
この他モニタ本体に鹿のマークをデスクに投射する機能が備わっておりまして


本体のボタンにより
緑色のスロー点滅、赤色のスロー点滅、赤緑の入れ替わり点滅、消灯
といったことが可能になってます、ただし発色自体は暗めなので
多分消して使うのが一番かなと思ってしまうところもあったりします・・・
全体的に見てVAの特徴である、動画やゲームの黒の引き締まりは良く
(スマホでの撮影なのでちょっと色が強めですが実物で見るともう少しおとなしい色です)


発色自体は結構満足できる色だと個人的に思いました
ただし画面を黒色にした場合には

四隅のバックライト漏れが目立ってしまい、本体下側のところは組付け不良でやや押されてしまっており、ツメてモニタのベゼルを浮かすと漏れがなくなったりするので組付け精度がやや低いのがマイナス評価だと思いました。
くどいようですがスマホで撮影では正直明るさや色の再現が難しく、実物はここまでバックライトの漏れは出ず、映像が映ってるときはかなり安定した発色をしているので、パネル関してはVAとは思えないほどです。
ここまで来ると本当にIGZOのパネルなのかと疑ってしまうところもありますが
元々IGZOパネルには種類がいっぱいあるので、その中の一つに
このようなパネルがあったのだろうと思うことに致しました
というか詳細を調べきってないので答えはでずですが・・・
以下 KPGM270 のまとめ
メリット
✅WQHDで180hz RGB DP1.4 10bitは本物
✅視野角はIPS並に高い(IPSよりは少し劣る気もする
✅発色はVAの中では色が出てる方
✅照明機能として鹿のロゴが光る機能がある
✅Middleまでなら応答速度上げていけるため残像感を少なくできる
✅高さ調整や振り向きに関しては最近のゲーミングモニタ並にはある
デメリット
❌User設定以外が全体的に色味が黄色
❌スタンドの作りは正直良くない(台座の留め具が合わないのもマイナス
❌OSDがゲーミングモニタにしては物足りない
❌モニタの組付け精度がやや悪い
❌ODで応答速度をHighまで上げると色のエラーが目立つ
❌スピーカーの音はお世辞にもいいとは言えない
❌本当にVAパネルなのかと思う製品・・・
その他気になる点
・電源アタプターの耐久性
・高さ調整を最大にした際に倒れやすくなる
・保証が一年しかないところ
・キャリブレーションツールが無いのでAdobeRGB100%が本当かは不明
・モニタ名がDP、おそらくディスプレイポートになってるというところ
応答速度に関しては画面のリフレッシュレート設定が180Hzで動いているときに限り、FPSゲームをやるにしても十分な性能かと思います。リフレッシュレートが上がればInputlagも収まっていくはずなので基本的にはその設定でプレイできるならばゲーミング性能を発揮できるとはずです。
ただリフレッシュレートが180Hz以下になってしまっている状態で、オーバドライブを強めるとオーバーシュート(虹色の残像が)がものすごく増えてしまい残像が強烈になってしまうので、フルスクリーン動作で180Hzに出来ない場合は
オーバードライブをLowまで下げるのがベストでした。
しかし最近のゲームはボーダーレスウィンドウで動くことが多くなってきたので、デスク画面を180Hzにしていればゲーム内60FPSの動作であってもオーバーシュートが収まるのため、そこだけ注意してれば大丈夫かと思います
本格的な性能を測れないので本当の能力は見えてきませんが10bitの180hzを動かせるWQHDのモニタであることには間違いがありませんので使う人を選ぶがハマる人にはハマるモニタであり個人的な感想としては「これはこれで面白いモニタ」という感じでした
パッと見た感じではモニタの値段はおそらくパネルに掛けている感じがあり、一言で言ってしまえばAmazonで売っている大国のモバイルモニタのように他で良かったパネルを使って製品を作り上げたといった感じに近いかもしれません。ちゃんとした色の再現性が出来ているかわからない点や細かい使い勝手のところをみてもおすすめをしづらいところもありますが、もし興味がありましたらどうか手にとってみてくださいませ
もちろん自己責任でね!
とりあえず数ヶ月メインで使ってみるので
もう少し答えを練って、記事を修正するかもしれません
場合によってはしないかもしれないので期待をしないでくださいませ
では今回もこんなところで(´・ω・)ノシ
追記
・GTX1080tiでWQHD180FPSはやっぱりきつい
現在メインPCで使ってるGPUがGTX1080tiなんだが、WQHD180HzでAPEXのゲームなどをやろうとしたら性能面でやはり物足りないという場面に直面。
※まずは自分の画質設定から

解像度は2560x1440、視野角104、垂直同期無し、コマンドで180Hzへ
GPU性能が頭打ちのため動作が軽い練習場ですらも


平均120FPSが限界。映り込むものが少なければ180FPSも出ますがフレームレートの上下がminの値の変動が大きいのはあまり好ましくないのが正直なところ
で、WQHDの解像度からフルHD解像度にすると一気に改善


少し場所が変わってしまっていますが、平均フレームは160FPSまで上昇
全体を通してみると150~180FPSを行き来するぐらいに
そうなってくると乱戦時のフレームレートの配慮や、モニタの性能を出すならば今使ってるGPUではフルHD解像度でプレイするのが正解である、なんてこったい
しかしフルHDの27インチと言ってしまうと正直なところかなり映像が眠たい。つまり画質のボヤケが多くなるので敵の視認性が落ち、自分的にはそれが嫌でWQHDのモニタにしたところもあるので・・・
数分考えた結果。
27インチのWQHDならフルHD解像度にしてスケーリングなしにすれば
「21.5インチ程度のゲーミングモニタになるな!」
「そんでいてドットピッチ的にも画質が落ちない、完璧!」
自分でもびっくりするぐらいに知能が低下してしまっているのがわかる
実際にやってみた


この記事を書いてるときにメジャーがどっかにいったのでとりあえず目視での確認になるが21.5よりちょっぴり小さいかな?程度。パネルの画質が良いほうなのでモニタを離し過ぎなければ十分見える範囲
なおこの状態でも動作原理は同じのため180Hzで動作さえしてくれてれば
オーバーシュートはなく、遅延もほぼ同じになる計算。
画面表示が小さくなった分、目で見て見える範囲の収まりがよくなり全体像を見ることが可能になった、もちろん遠くの敵が少し見にくくなったのでこれが一概に良いとはいえないがフレームレート的には好調。
競技場計測だが160~180FPS辺りで動いてくれていた
あまりFPSが上手くないが自分自身の戦績は安定しているのでおそらくコレがベストなんではないかなと思った次第、
そのためせっかく27インチWQHDの180Hzモニタだが21.5相当のフルHD180HzでAPEXをやっていくことになった。
やり方が古い()
RTX3000シリーズになると最近のゲームやAPEXなどで
フレームレートが向上しやすい傾向が強いのが分かっているので、
いつか余裕ができたら新しいGPUを追加してWQHDで遊んでみたい
それまでは我慢になるだろう・・・
2023/5月追記
WQHD解像度でパフォーマンスが高くお手頃価格になってきたRadeon RX6900XTを購入したことで無事にWQHD180FPSで安定動作することに、ついでに5800X3Dにしたのでしばらくはゲーム性能として使っていけるかもしれない

RX6900XTはクロックと使用率の変動が細かすぎて当てにならないので、消費電力を目安にどれぐらい回ってるかを確認するのがベストだったりしてます、リミットを255Wまでの動作としているのでまだまだ余裕がある計算なので、フィールドでも性能が出し切れるかも・・・
過去に様々な話題性に上がったことがある慶安のゲーミングモニタを発見
あまりにも気になったので二週間ぐらいネットを徘徊して
様々な情報を集めていたのですが・・・
ここからが本題。
まずモニタとしては
WQHD 180hz IGZO VAパネルを採用し10bit表示が可能で、
視野角が上下左右178度、応答速度が1ms(GtG、HIGH設定時)。
かつsRGBカバー率&AdobeRGBカバー100%対応という
「Pioneros(ピオネロス)」27型ゲーミングモニターの鹿印な
『KPGM270』という存在を発掘したということ

問題はそこではなく去年10月9日より発売された製品なんですが、なんと海外のレビューが0、日本でのレビューも0。
You Tubeですら検索に引っかからない相当に謎めいている製品だったこと、そこでまずIGZOのパネルを使ったモニタを探すことから初めた私だったのですがこれも情報がぜんぜんないという状態からのスタートになったということ
そしてどういうものなのかと調べ続け、IGZOのゲーミングモニタはどうやら中国のゲーミングモニタで採用されることが何個かあるらしく、日本でいうニコニコ動画の中国版であるビリビリ動画でレビューがある程度。
日本では最近の製品でIGZOのパネルを使った製品ではグリーンハウスのGH-ELCG27WA-BKがそうらしく、そっちのレビューを見ていたりもしましたが・・・
なんともはっきりせず検証がまったくないことには変わらないこととおんなじパネルなのかも分からないのもあり、慶安で作ったかというよりかは委託した製品なんだろうし、まぁ大体おんなじパネルなんじゃないかな~とはおもいながら、ずっと悩んでいたわけですがついには夜も眠れないぐらいまで悩んでしまったので、Twitterでアンケートを取りましたら

フォロワーさん達は私のことをよく分かってくれてる方ばかりで
三時間で答えたが出たので、これは自分が行くしかねぇ!!となり・・・
ポチりました


久々の発作が起きてしまいましたが速攻で冷静になりました
まずは製品の紹介ページがこちら
http://www.keian.co.jp/products/kpgm270/
スペックなどの詳細は公式ページをご確認くださいませ
なおこの記事の上の方でこのモニタを鹿印と読んでいる理由が一つありまして

ロゴには鹿をイメージとしたデザインを採用したということ、
これはTwitterで鹿のアイコンを7年ぐらい?続けていた身としては、
自分には使うにはちょうどいいかもしれないって思ってたところもあったりします。
お値段は販売から5万→3.5万になってたところを買ってみました。
と、いうことで早速開封をしていきたいと思います


付属品はネジと説明書とHDMIケーブル、DP1.4のケーブル、電源ケーブルでした
電源ケーブルはやや怪しい純中国製

慶安で販売されている他のゲーミングモニタのレビューで、
一週間でACケーブルがだめになったという話を見たのでもしかすると・・・
説明書に関してはちゃんと書かれてるほうでした

応答速度のスペックもちゃんと書いてあったのでここは良点
次に本体を目を向けていったらなんと

モニタに乾燥剤が入っているのを初めてみましたw
これは流石に予想外でした
袋を開けてみると鹿のロゴが出てきました

かっこいいですね(?)
画面入力等のポートはこんな感じ

DPx1 HDMIx2とヘッドホンジャック非常にシンプルな構造
次にボタン類は以下の通り

こちらも平凡的な構造なので説明は省きますが、
電源ボタンだけは押し間違いをしないように、
指でわかるような出っ張りが出来ており、
この辺は他のPCモニタでも真似して欲しい出来となってます。
次にスタンド類

ここらへんも他のモニタと同じように
差し込んでスタンドのところを回してピンを固定するだけの仕様の模様

そしてここで問題が発生


なんと本体とスタンド固定の部分の構造が違うという点
そのため本体を止めるには付属品のネジだけであるという点

これは最近のモニタにしてはかなりの不親切設計。
ある意味しっかり止められるという点はありますが・・・
とりあえず電動ドライバーが目の前にあったので適当にしめて確認

引っ掛けるところも何もないので

本来台座と本体の支えてるツメを外すためのボタンが無意味になってしまってるという
もはやスタンドというより、モニタアームを付けているのと同じでは・・・
で、ここで完成した画像を上げたかったのですが、
最初に貼ってあったフィルムにより自分がすごく写り込んでいたので
写真は省かせていただきます。
で、画面を縦にもできるのでそちらの画像がこちらなんですが・・・
(床にちょっとゴミが飛んでしまったのはご愛嬌ください)

スタンドとのバランスが悪く、下につけると片側にぶつかります
なのでちょっと浮かしてつかわないといけません
あとスタンドと本体の重量比率とデザイン性の問題で
モニタを通常の状態で使っても、目線の位置を高さを上げすぎてしまうと
ちょっとした表紙でお辞儀をしてしまう可能性があり(画面が倒れやすくなる)
高くは上げすぎず使うのが良いかなと感じました
もうモニタアーム使ったほうがいいのでは
そして完成したモニタをメインPCのところに持ってきて試運転を開始

電源を入れた直後は初期テストなのか4種類ぐらいの色が流れてから使えるように
で、まず最初にドット抜けを確認しましたが運良くドット抜けはありませんでした
で、スマホで撮影してしまっているので色味が全然わからないかと思いますが
初期設定の時点では恐ろしく黄色が強く、俗に言う尿液晶と言われるものほどの
黄色が強い暖色でした(ここはとあるところを調整すると改善)
OSDなどに関してはこちらもゲーミング向けとしてはやや寂しい仕様で

明るさ、コントラスト設定が0から100、DCRのオンオフ
モード設定はスタンダード、フォト、ムービー、ゲーム 、FPS、TPSの6種類
色設定は、ガンマ、色相、彩度
色温度は、暖色、ノーマル、寒色、User設定
シャープネスは0-100
FreeSync、HDR
FPS向けの暗部を明るくする機能やレティクル表示はなどはありませんでした
ちなみにここが重要な点なんですが、色温度設定につきましては
暖色、ノーマル、寒色ともに黄色が強めになっている設定であり、目には優しいかもしれませんがかなり黄色が強めなのでこれは自分で後ほど細かい設定が必要かなって思ってたら、なんとUser設定がかなりスタンダードな色合いに落ち着くという仕様があり尿液晶感をなくしたいなら、色温度設定はUserにしてから調整をしていくのがいいかもしれません

なぜ寒色でも黄色が強い設定なんだ・・・
ちなみに他の方のレビュー曰く6600~6700K前後の色温度にするなら
赤:48 / 緑:48 / 青:48~49辺りにするとちょうどいいとかなんとか
私は若干寒色が良いので48/48/50にしてます
Freesync、HDRはかんたんにON-OFFのみ

応答速度を上げるためのオーバードライブ機能は

何故か順番が
無し、High、 Middle、Low
の順番になっているのちょっと気になります
うちには応答速度やInputlagを計測するためのツールが無いので細かいデータを乗せることは出来ませんが、モニタの残像チェックをするときお馴染みのUFOテスト、逆残像を見るGhostingモードでのチェックをしていたましたが
【180hz Ghosting Speed1920】
スマートフォンの480FPSスローモーションなので、
精度は低めになってしまいますが伝わるぐらいの差が出たので動画に。
180Hzで動作していればあればオーバードライブ【Middle】までならば、
目視でわかる範囲では全くと言っていいほど残像感がありませんでした。
オーバードライブを【High】にすると2段めと3段目で強い逆残像が発生してしまったため、性能とみやすさを取る場合は【Middle】までの設定がオススメだと思います。ただ【Middle】でも一部暗いところで薄っすらと逆残像が出てるところがあるので、エラーが少ない残像がほしい場合は【Low】設定でもいいかもしれません。
ちなみに肉眼で残像が視認できなくなる範囲は3ms程度らしいので、OD機能を使用しない時点でも平均5ms程度は出てるのかなぁって思うところがあります。
その後GPUのドライバから
WQHD 180hz RGB 10bit表示に設定して無事に動いたことを確認

帯域的にもちゃんとDP1.4での動作が確認出来たのでまずは一安心
で、視野角につきましてはスマホの撮影では再現がしづらいのであれですが
手持ちのIPSと比較しながらでは広視野角のVAであることは間違いなく


どこ視点で見てもIPS並に視野角があるといってもいいかなと思いました
なので非常に見やすくてこの時点での評価○と思いました。
本当にVAなんだろうか・・・
この他モニタ本体に鹿のマークをデスクに投射する機能が備わっておりまして


本体のボタンにより
緑色のスロー点滅、赤色のスロー点滅、赤緑の入れ替わり点滅、消灯
といったことが可能になってます、ただし発色自体は暗めなので
多分消して使うのが一番かなと思ってしまうところもあったりします・・・
全体的に見てVAの特徴である、動画やゲームの黒の引き締まりは良く
(スマホでの撮影なのでちょっと色が強めですが実物で見るともう少しおとなしい色です)


発色自体は結構満足できる色だと個人的に思いました
ただし画面を黒色にした場合には

四隅のバックライト漏れが目立ってしまい、本体下側のところは組付け不良でやや押されてしまっており、ツメてモニタのベゼルを浮かすと漏れがなくなったりするので組付け精度がやや低いのがマイナス評価だと思いました。
くどいようですがスマホで撮影では正直明るさや色の再現が難しく、実物はここまでバックライトの漏れは出ず、映像が映ってるときはかなり安定した発色をしているので、パネル関してはVAとは思えないほどです。
ここまで来ると本当にIGZOのパネルなのかと疑ってしまうところもありますが
元々IGZOパネルには種類がいっぱいあるので、その中の一つに
このようなパネルがあったのだろうと思うことに致しました
というか詳細を調べきってないので答えはでずですが・・・
以下 KPGM270 のまとめ
メリット
✅WQHDで180hz RGB DP1.4 10bitは本物
✅視野角はIPS並に高い(IPSよりは少し劣る気もする
✅発色はVAの中では色が出てる方
✅照明機能として鹿のロゴが光る機能がある
✅Middleまでなら応答速度上げていけるため残像感を少なくできる
✅高さ調整や振り向きに関しては最近のゲーミングモニタ並にはある
デメリット
❌User設定以外が全体的に色味が黄色
❌スタンドの作りは正直良くない(台座の留め具が合わないのもマイナス
❌OSDがゲーミングモニタにしては物足りない
❌モニタの組付け精度がやや悪い
❌ODで応答速度をHighまで上げると色のエラーが目立つ
❌スピーカーの音はお世辞にもいいとは言えない
❌本当にVAパネルなのかと思う製品・・・
その他気になる点
・電源アタプターの耐久性
・高さ調整を最大にした際に倒れやすくなる
・保証が一年しかないところ
・キャリブレーションツールが無いのでAdobeRGB100%が本当かは不明
・モニタ名がDP、おそらくディスプレイポートになってるというところ
応答速度に関しては画面のリフレッシュレート設定が180Hzで動いているときに限り、FPSゲームをやるにしても十分な性能かと思います。リフレッシュレートが上がればInputlagも収まっていくはずなので基本的にはその設定でプレイできるならばゲーミング性能を発揮できるとはずです。
ただリフレッシュレートが180Hz以下になってしまっている状態で、オーバドライブを強めるとオーバーシュート(虹色の残像が)がものすごく増えてしまい残像が強烈になってしまうので、フルスクリーン動作で180Hzに出来ない場合は
オーバードライブをLowまで下げるのがベストでした。
しかし最近のゲームはボーダーレスウィンドウで動くことが多くなってきたので、デスク画面を180Hzにしていればゲーム内60FPSの動作であってもオーバーシュートが収まるのため、そこだけ注意してれば大丈夫かと思います
本格的な性能を測れないので本当の能力は見えてきませんが10bitの180hzを動かせるWQHDのモニタであることには間違いがありませんので使う人を選ぶがハマる人にはハマるモニタであり個人的な感想としては「これはこれで面白いモニタ」という感じでした
パッと見た感じではモニタの値段はおそらくパネルに掛けている感じがあり、一言で言ってしまえばAmazonで売っている大国のモバイルモニタのように他で良かったパネルを使って製品を作り上げたといった感じに近いかもしれません。ちゃんとした色の再現性が出来ているかわからない点や細かい使い勝手のところをみてもおすすめをしづらいところもありますが、もし興味がありましたらどうか手にとってみてくださいませ
もちろん自己責任でね!
とりあえず数ヶ月メインで使ってみるので
もう少し答えを練って、記事を修正するかもしれません
場合によってはしないかもしれないので期待をしないでくださいませ
では今回もこんなところで(´・ω・)ノシ
追記
・GTX1080tiでWQHD180FPSはやっぱりきつい
現在メインPCで使ってるGPUがGTX1080tiなんだが、WQHD180HzでAPEXのゲームなどをやろうとしたら性能面でやはり物足りないという場面に直面。
※まずは自分の画質設定から

解像度は2560x1440、視野角104、垂直同期無し、コマンドで180Hzへ
GPU性能が頭打ちのため動作が軽い練習場ですらも


平均120FPSが限界。映り込むものが少なければ180FPSも出ますがフレームレートの上下がminの値の変動が大きいのはあまり好ましくないのが正直なところ
で、WQHDの解像度からフルHD解像度にすると一気に改善


少し場所が変わってしまっていますが、平均フレームは160FPSまで上昇
全体を通してみると150~180FPSを行き来するぐらいに
そうなってくると乱戦時のフレームレートの配慮や、モニタの性能を出すならば今使ってるGPUではフルHD解像度でプレイするのが正解である、なんてこったい
しかしフルHDの27インチと言ってしまうと正直なところかなり映像が眠たい。つまり画質のボヤケが多くなるので敵の視認性が落ち、自分的にはそれが嫌でWQHDのモニタにしたところもあるので・・・
数分考えた結果。
27インチのWQHDならフルHD解像度にしてスケーリングなしにすれば
「21.5インチ程度のゲーミングモニタになるな!」
「そんでいてドットピッチ的にも画質が落ちない、完璧!」
自分でもびっくりするぐらいに知能が低下してしまっているのがわかる
実際にやってみた


この記事を書いてるときにメジャーがどっかにいったのでとりあえず目視での確認になるが21.5よりちょっぴり小さいかな?程度。パネルの画質が良いほうなのでモニタを離し過ぎなければ十分見える範囲
なおこの状態でも動作原理は同じのため180Hzで動作さえしてくれてれば
オーバーシュートはなく、遅延もほぼ同じになる計算。
画面表示が小さくなった分、目で見て見える範囲の収まりがよくなり全体像を見ることが可能になった、もちろん遠くの敵が少し見にくくなったのでこれが一概に良いとはいえないがフレームレート的には好調。
競技場計測だが160~180FPS辺りで動いてくれていた
あまりFPSが上手くないが自分自身の戦績は安定しているのでおそらくコレがベストなんではないかなと思った次第、
そのためせっかく27インチWQHDの180Hzモニタだが21.5相当のフルHD180HzでAPEXをやっていくことになった。
やり方が古い()
RTX3000シリーズになると最近のゲームやAPEXなどで
フレームレートが向上しやすい傾向が強いのが分かっているので、
いつか余裕ができたら新しいGPUを追加してWQHDで遊んでみたい
それまでは我慢になるだろう・・・
2023/5月追記
WQHD解像度でパフォーマンスが高くお手頃価格になってきたRadeon RX6900XTを購入したことで無事にWQHD180FPSで安定動作することに、ついでに5800X3Dにしたのでしばらくはゲーム性能として使っていけるかもしれない


RX6900XTはクロックと使用率の変動が細かすぎて当てにならないので、消費電力を目安にどれぐらい回ってるかを確認するのがベストだったりしてます、リミットを255Wまでの動作としているのでまだまだ余裕がある計算なので、フィールドでも性能が出し切れるかも・・・
| PC関係 | 09:13 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑