NVIDIA使用者のための3Dゲーム高画質化について ver347.88
更新履歴
2013/10/15
・記事内容の修正をいたしました
・記事の軽量化をしました
・検証画像をわかりやすくしました
2015/04/01
・一部内容を正しいものに変更
・動作テスト環境をGTX970に変更
・最新版のドライバの設定を追加しました
⇢DSR、MFAA、バーチャルリアリティ前フレーム
・細かい内容を新たに追加しました
⇢追加された内容はオレンジ色になってます
2015/8/18
・最新ドライバ(355.60)とGTX9xxの環境にて一部設定項目の変更が見られました
→AA x16 およびQプロファイルが選択できなくなっているのようです
→内容を現行のバージョンに書き換え、過去の内容は紫色に変更しました
2015/10/07
・コメントで頂きましたご指摘を再検証いたしまして再編集を行いました
→ネガティブLОDバイアスの項目を編集しました
*どうやら今まで逆の説明を行っていた様子なので
改めて検証させていただきまして修正させていただきました
今まで間違った情報を放置してしまい申し訳ございませんでした・・・
→後日細かい部分も再検証する予定です。
2016/03/20
・一部説明文を修正
→ 説明が足りなかったと思う部分を若干分かりやすくしました
今回はNVIDIAのグラフィックボードを使っている使用者の方のために
高画質化設定の説明を書きました
Radeon使用者のための3Dゲーム高画質化についてはこちら
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-278.html
2013/10/15
・記事内容の修正をいたしました
・記事の軽量化をしました
・検証画像をわかりやすくしました
2015/04/01
・一部内容を正しいものに変更
・動作テスト環境をGTX970に変更
・最新版のドライバの設定を追加しました
⇢DSR、MFAA、バーチャルリアリティ前フレーム
・細かい内容を新たに追加しました
⇢追加された内容はオレンジ色になってます
2015/8/18
・最新ドライバ(355.60)とGTX9xxの環境にて一部設定項目の変更が見られました
→AA x16 およびQプロファイルが選択できなくなっているのようです
→内容を現行のバージョンに書き換え、過去の内容は紫色に変更しました
2015/10/07
・コメントで頂きましたご指摘を再検証いたしまして再編集を行いました
→ネガティブLОDバイアスの項目を編集しました
*どうやら今まで逆の説明を行っていた様子なので
改めて検証させていただきまして修正させていただきました
今まで間違った情報を放置してしまい申し訳ございませんでした・・・
→後日細かい部分も再検証する予定です。
2016/03/20
・一部説明文を修正
→ 説明が足りなかったと思う部分を若干分かりやすくしました
今回はNVIDIAのグラフィックボードを使っている使用者の方のために
高画質化設定の説明を書きました
Radeon使用者のための3Dゲーム高画質化についてはこちら
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-278.html
自作PC製作者のほとんどが分かるグラフィックボード。
映像を写すためやゲームをやるためには必要不可欠な物とされるもの
高画質や動きが良いゲームをするならまず必要不可欠な物とされています
そんなグラフィックボードですが
今回はNVIDIAのグラフィックボード使用者においての
3Dゲームの高画質化について説明を行いたいと思います
(正確にはNVIDIAコントロールパネル設定の説明となります
始める前に以下の注意事項をもうけておきます
1.ドライバのバージョンは347.88 を使用
そのため、それ以前のバージョンの説明はお教えできません。
2.使用しているボードはGTX970を使用しています
ボードによっては表示される項目や表示されない項目があります気をつけてください
3.この設定が必ずしも良い方向に向くとは限りません
ゲームを高画質にすること = 描画負荷が大きくなること。
4.あくまでも個人での理解なので項目に間違いなどがあったり、
設定により動作が出来なくなってしまっても責任はとれませんので
その点に関してのご理解をよろしくお願いいたしますm--m
なお使用するグラフィックボードの性能が低め or PCだったとすると
高画質化設定はゲームプレイング時のお荷物になってしまう可能性があります
ゲームプレイのパフォーマンス面にも余裕をもち、
その中で、プレイと画質のバランスを保つようにお願いいたします
ではさっそく設定説明に移りましょう
まず始めにNVIDIAコントロールパネルを開きます

ここで詳細3Dイメージを選択するに●を付けておきましょう
その次に、左のタブの中にある3D設定の管理を選びます

こうすることでゲーム使用する機能や設定を調整が出来るので
ここから設定を調整していきましょう

グローバル設定では調整したものは基本全てのゲームやソフトで動作します。
そのため【このゲーム】は大丈夫だった設定だとしても【別のゲーム】ではダメといった
場合があります、その場合はプログラムの設定から各ゲームの設定をしていくのが吉です

こうすることで各ゲームごとに設定を適応できます
そして設定後、ゲーム起動時に以下の設定が適用されます
【CUDA-GPU】
一部のゲームで使える物理演算機能 PhysX
VGAエンコーダーを可能とするGPUを選択できます
基本的には〈すべて〉の設定が推奨になりますが
対応VGAを2~4機積んでいる場合にて、
動作させたいものを使用します
【DSR】Dynamic Super Resolution
DSRとはディスプレイ解像度を超える解像度に設定出来る機能です。
一度高解像度でレンダリングを行い、使用しているモニタの解像度に合わせるように
ダウンスケーリング(縮小)をしてからモニタに表示するというものです
設定次第では4KのレンダリングをしつつもフルHDのモニタに表示することが出来るため
最終的なテクスチャやオブジェクトなどがAAを超える描写になり綺麗になるのですが
想定外の高解像度でのレンダリングとなるため、必然的に負荷が大きくなり、
想定された解像度を超える解像度にする=ゲーム側のUIが対応してない可能性があります
*ゲームが高解像度に対応していることも必要
そのため基本的にこの設定はフルHDを超える高解像度に対応していて
設定した解像度などに対応出来るGPUが必要となるので注意が必要です
なおこの設定はゲームだけに限らず。
Windowsの描写や動作、デスクトップなども指定した解像度でのレンダリングとなります
【DSR - 係数】 - 使用したいDSR解像度の倍率を選択出来ます
ここではDSRを利用する際においての解像度の倍率を選択することが出来ます。
設定はフルHDにて1.20x、1.50x、1.78x、2.00x、2.25x、3.00x、4.00xと設定でき、
チェックした設定の倍率は、
コンパネ内のディスプレイの設定や解像度の変更画面にて出来るようになります

ちなみにいきなり4.00xにしたりするとデスクトップ画面がいきなり4Kレンダリングになり
環境によっては操作不可になる恐れもあるので最初は控えめでの設定がお勧めです
【DSR - 滑らかさ】 - DSR動作時の滑らかを指定します
DSRという特性上、どうしても粗が出るため その部分の調整となります
設定は0%から100%なっており数値が高いほど滑らかさが上がります
*鮮明度の設定ではありませんので悪しからずに
以前にDSRの記事を書いたことがあったので
気になる方はこちらもご覧ください
GTX5xxや6xx、7xxシリーズでもDSRが対応!!
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-638.html
【アンチエイリアシング】以下アンチエイリアス またはAA
ここはアンチエイリアスの設定や、その動作についての設定になります
アンチエイリアスとは?
3DCGではエッジ〈ギザギザ〉の目立つ画像が多く存在し、

その状態を改善し、高品位な画像を作成するために存在します
アンチエイリアスを設定をすることで
3Dゲーム実行時に3D 画像のジャギー( ギザギザ) を低減します。

そのため、よりよい高画質を求めることが出来るようにもなります
特にゲームなどリアルタイム機器でのアンチエイリアシングは、
品質とパフォーマンスを両立させるために
各種のアンチエイリアシング技術なども提案されている。
〈マルチサンプリングAA、スーパーサンプリングAAなど〉
この設定はジャギーが目立ちやすい低解像度ほど効果があり、
高解像度ほど効果が出にくい傾向があります
(高解像度でも設定するとしないでは差がでます)
そのためアンチエイリアスを高く設定にすることで、
ジャギーの少ないゲーム画面を堪能できるようになります。
細かい描写が綺麗にまとまったりすることもあるので
最後の詰めとしても使用することがお勧めです
ただし設定を強くしすぎると映像がぼやけている感じ出たり〈設定にもよるが〉
GPU負荷が大きくなったりするので注意が必要になります
【FXAA】 - オブジェクトなどの大きな輝度差にも対応できるAA技法を有効にします。
こちらはグラフィックの描写を周囲と馴染ませ、平らにするという AAとなってます
PS3やRADEONのGPUなどでも採用されているMLAAと同じ手法であり、
コントロールパネルの設定にて「ON」にすることで適応出来ます。
こちらのAAはリアルタイム動作行い周りの色になじませる手法となっており、
ゲームグラフィック全体の絵をソフトな絵(全体的にボヤけるがまとまった絵)に出来ます。
FXAAはポストプロセス型のアンチエイリアスなため
MSAAやSSAAなどが見つけられなかったジャギーなども無くすことが出来、
動作が非常に軽くレイテンシが低いため、幅広いジャンルで活用することが出来ます
MSAAやSSAAが適応出来ないゲームなどや
動作が重いゲームで、負荷を抑えながらジャギーを消したい場合に有効です
*絶対的なAA効果が得られますがぼかしが強くなるので注意が必要です
動作のかんしましては、NVIDIAのコントロールパネル内で
MSAA、SSAAなどを指定してない場合で
FXAAの設定をONにすることで起動を確認しています
*ちなみにポストプロセス型なのでゲーム内のSSではAAが適応されないので注意
【ガンマ修正】 - ガンマ修正アンチアエリアシングを有効にします。
オンにすることでと光源処理のアンチエイリアスが向上しカラーと3D画質が向上します。
ゲームプレイ時に色味が薄いと思った時はONにすることで色味が向上します
【トランスペアレンシー】 - アンチエイリアス動作時において、
どのようなアンチエイリアス方式を使うかの設定になります。
マルチサンプリング アンチエイリアス〈MSAA〉
スーパーサンプリングのように表示解像度より高解像度で描画するが、
その際カラーなどのピクセル値生成処理は表示解像度分の演算で済ませ、
それを高解像度分複製して記録する方式
スーパーサンプリング アンチエイリアス〈SSAA〉
表示する画像解像度より高解像度に描画しておき、
描画終了時に高解像度画像を表示解像度に変換してから表示する方式であり
倍率表示は設定の強さに値します。
〈数値が高いほど高品質になりますが負荷が大きくなります〉
動作に対しての負荷は フィルタなし < FXAA < MSAA < SSAAの順に強くなり
画質も フィルタなし < FXAA(状況次第ではMSAAより上) < MSAA < SSAAの順によくなります
3Dゲーム動作において画質とパフォーマンス面で一番バランスが取れているのは
マルチサンプリングになりますが、より良いアンチエイリアスを出すこと、
より良い画質を求めるのであらばスーパーサンプリングTXAAを指定するような形になります
〈倍率は大きいほうがアンチエイリアス効果は良くなりますがその分、負荷が大きくなります〉
【モード】 - アンチエイリアスの動作についての設定ができます
・アプリケーションによるコントロール
ゲーム内にアンチエイリアスの設定がある場合、そちらを優先して使用します
コントロールパネルで設定したものは適応されないので注意しましょう【一部適応】
・オフ
アンチエイリアスを使用しません。
動作を軽くしゲームパフォーマンスを重視する際に使用します。
・アプリケーション設定の変更
ゲーム内にアンチエイリアスの設定がない場合に使用し、
コントロールパネルで設定した内容をそのゲームに適応することが出来ます
*一部のゲームではアンチエイリアスを使用しないほうが画質が良くなる場合があるので
その場合は〈アプリケーションによるコントロール〉に設定しておいたほうがよいでしょう
【設定】 - モードで〈アプリケーション設定の変更〉にしたときに調整が可能になります
ここではアンチエイリアスの強さが設定出来ます。
倍率が高いほうが高画質になりますが、GPU負荷が掛かるの大きくなるので
ゲームパフォーマンスが低下する場合があります。
それに倍率を高くしすぎてしまうと画像イメージがぼやけてしまう場合もあるので
〈スーパーサンプリングを指定している場合、ぼやけ難くなります〉
一概に高い数値が良いというわけではないので注意しましょう
あくまでも、画質 + パフォーマンス = 性能バランスを考えて設定をしましょう
グラフィックメモリを多く使用するので搭載メモリが少ない場合は注意が必要です
ちなみに設定の中には8xQや16xQと書かれているものがありますが
それは(QはQualityの意)とされており、メモリの消費を抑えた高品位仕様となってます、
その分、CPUなどにかかる負荷も大きいので良く考えて設定しましょう
@CSAAにつきましては記事の最下にある参考リンク様を参考にしてください
→355.60ドライバ+GTX970の環境にてQ設定、CSAA、16xの項目が削除されていたのを確認。
そのため現状でのAAの設定は2x、4x、8xまでが利用可能になっている状況のようです。
なおHDRを使用にした場合、上記アンチエイリアスが上手く動作しない場合があります
これはMSAAやSSAAではHDRにAA処置が仕切れないためにおこる現象です
6xxシリーズなどに実装されましたTXAAなどでしたらHDRにAAをかけることができますが
5xxシリーズや以前の物ですとそれが出来ないため、
アンチエイリアスが掛からないと思ったときはゲーム内のHDRを切ることをお勧めします
なおHDRに対応したTXAAの設定はゲーム側が対応していることが前提であり
動作にかんしましてSSAAを遥かに超える負荷となるので設定時には注意です
【アンビエント オクルーション】以下AO
アンビエント オクルーションとは?
全体周囲をオブジェクトで遮断されたサーフェイス上の環境光の強度を下げることによって
現実感あふれるシーンを作成します。またシーン内のオブジェクトの位置に基づいて
各オブジェクト〈例えば壁とかの影〉に奥行き感を出すことが可能になります
この設定をすることでHDRなどの光度や影をリアルに表示させることが出来、
より現実に近い画質にすることが可能になります
〈この機能はアプリケーションやゲームがサポートされていることで初めて動作します〉
他のブログ様の情報曰く
「ゲームにもよるが、fpsの値は20~40%落ちる」と言われ、
オブジェクトが多彩な超絶グラフィックのゲームほど
影処理が増えるので、フレームレートは下がるだろう、との事。
そのためミドルクラスのGPUを使用しての設定はつらいかもしれません・・・
・オフ OAを使用しません。
カードの動作パフォーマンスを完全に把握しないうちはオフが推奨になります。
ゲーム側でAO設定が可能なものは、ゲフォ設定からのAOは無効にしてください。
・パフォーマンス
OAを使用しますがクオリティ設定よりは弱めの設定できるため
パフォーマンスに対する影響を抑えながらリアリティーを高めることが出来ます
・クオリティ
パフォーマンス設定よりOAが強いため
リアリティーが大幅に高まりますが、その分負荷も大きくなるので
グラフィックパフォーマンスが低下しやすくなります
【スレッドした再適化】
CPUのマルチスレッド対応のゲームにて
CPUをマルチスレッド処理させるかどうかの選択。
基本的に自動のままでおkです
【テクスチャ フィルタリング】
テクスチャ フィルタリングはNVIDIAの基本グラフィックを調整できる場所。
次第でパフォーマンスをあげる事も、画質をあげる事もできる
ここは全設定の中で一番重要とされる部分でもあり
設定次第で多く画質が変わってしまうので、高画質化の面で重要視される
アンチエイリアスやAOなどの設定の前にまず始めにここの設定をしなければ
高画質化プレイは出来ませんのでキチンと設定を出しましょう
【クオリティ】 - グラフィックス拠点となる部分です。
ハイクオリティ、クオリティ、パフォーマンシ、ハイパフォーマンスとありますが、
高画質でプレイしたい場合はよほどのことが無いかぎり
〈クオリティ or ハイクオリティ〉にすることがお勧めになります。
ゲームの動作に余裕がある場合はハイクオリティがオススメかもしれません
【トリリニア最適化】 - トリリニアフィルタリングの最適化
ONにすることでトリリニアが不要なシーンのテクスチャをバイリニアに変更することで、
テクスチャの負荷を下げ、パフォーマンスをあげる事が出来る
簡単な話、一部の画質を簡易化〈画質を落とす〉ことで
ゲームの動作を軽くする、ということが可能になります。
画質をあげたい場合はOFFにパフォーマンスをあげたいならONにしてください
【ネガティブ LOD バイアス】 - LOD動作
設定には「クランプ」と「許可」の二つがあり
クランプにするこで、静止状態の画質が向上される代わりに、
動いてる最中にギザギザのような感じ(テクスチャのちらつき)が発生する可能性があり
許可にすることで安定した画質。テクスチャのちらつきをなくす効果が得られます
そのため全体的な描写が安定する「許可」がお勧めになります。
【異方正サンプル最適化】 - 異方正サンプルの最適化
設定オンにすることで異方正サンプルの数が自動調整されるようになります。
有効にさせるとゲームが必要とされるだけのサンプル数に設定されてしまいますので
パフォーマンスは上がりますが画質は若干落ちます
たまにザラザラとした画質になってしまう場合があるので
安定した画質を求めたい場合は最適化をOFFすることがお勧めです
【トリプル バッファリング】
トリプルバッファリング とは?
3つの独立したバッファーを使用することによって、
再描画の遅れを最小限に抑えることができます。
設定を〈オン〉にすることフレームの間の足りない枚数をVGAで補強してくれるため
フレーム落ちのじらつきが軽減され、全体的まとまった画質にしてくれます
OpenGL系かつ垂直同期がオンの時のみしか動作しませんが
ティリング対策になり、フレーム安定効果があるのでお勧めです
ただし表示するために必要な枚数が増えるため
それに応じて操作遅延が増えるのでスピードが必要なゲームには向きません
そのかわり設定オンにすることでメモリを多く使用し
FPS数が増える(厳密にいうと少々違う)のでフレームが足りないときにも使えます
しかし本来、足りないフレームを類似的に作られる機能なので
瞬間フレームが大事であるフレームFPSゲームや音楽ゲームにて使用するのは厳禁です
あくまでも垂直同期を設定しているときのフレーム稼ぎかティアリング対策に使用してください
【バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数】*用検証
バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数は、
GPUによるフレーム処理前にCPUによって準備できるフレーム数を制限出来るとのことで
バーチャルリアリティヘッドセットを使用する場合にてレイテンシを低く抑えることが可能だそうです
おそらくVRヘッドセット向けの設定となると思われます。
基本的には設定は1のままで良いかなと思います
【マルチディスプレイ/ミックス GPU アクセラレーション】
これといった設定は必要ありません。
ただモニタを2個3個つなげている場合はマルチディスプレイパフォーマンスモードや互換性モード。
一つの場合はシングルプレイパフォーマンスにしておくと良いとのこと
【マルチフレーム サンプリング AA(MFAA)】*後日要検証
MFAAとはGTX9xxシリーズ以後向けの新しいAAの手法となります。
MFAAはMSAAの手法を一部簡略化と最適化させたもので、
MSAAと画質をほぼ同じにしつつ、より高速で動作出来る方法となります
例としてMFAAx4はMSAAx4相当の画質になり、動作も30%高速化されるとの話です
FXAAとは違い、こちらは純粋なAA手法の一つです。
MSAAより軽く、画質もMSAAに近いものなので動作が重いゲーム向けとなっています
ちなみに簡略しているためにフレームが出しきれない場合において
画質が低下する可能性もあるとの話もあります
設定はON、OFFの2つだけですので
念のため画質を求めたいならOFF
画質よりも動作を軽くしたいならON
がお勧めかもしれません
ちなみに最新のゲームだけなのか、MSAAを使用した時に切り替わるのかは
当環境でチェックしていないので参考程度の認識でお願いします
【レンダリング前最大フレーム数】
フレームがGPUによって処理される前にCPUで作成できるフレーム数を制限します。
最大フレーム数の値を下げることで
ゲーミングにおいてマウス、キーボード、パッドなどの遅延が少なくなりますが
その分CPUの負担が大きくなるので、場合よってはパフォーマンスが低下します。
逆に数値を上げることでCPUの負担が小さくなり
グラフィックパフォーマンスが上がるかもしれませんが
操作等に遅延起きてしまうため絶対にお勧め出来ません
CPUに余裕があってゲーマーの方は数値を1にすることがお勧めになりますが
動作が重いと感じるなら2辺りに設定すると扱いやすいかと思います
以前にレンダリング最大フレーム数の遅延ついての説明を書きましたので
もしよかったらそちらもご覧ください
Vista/Win7で起こる3フレーム遅延対策説明
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-245.html
なおこの設定はゲームの画質が変わりませんのでスルーしてもかまいません
【垂直同期】
垂直同期とは?
垂直リフレッシュは描画速度に関わるもので、
一般的にはV-Sync(垂直同期信号)と呼ばれる。
「オフ」設定にするとフレームレートの上限を解除し高速に描画させる。
ただしアプリケーション側によっては強制的にONにされている事もある。
ONにすることでゲームのフレーム上限がモニタのリフレッシュレート値までに固定され
OFFにすることでリフレッシュレート以上のフレーム描画を可能にします(絶対ではない)
これは主にディアリングを抑えるために使用します
ティアリングというのは、
GPUから送られてきたフレームをディスプレイが表示しきる前に
次のフレームがGPUから送られてきてしまうためことで発生してしまうことであり
簡単に言うならば、余分な分が表示されてしまうこと[じらつき]をさします
垂直同期を使用することでGPU負荷が下がり、節電にも繋がりますが
マウスやキーボードなどの遅延時間が大幅に伸びてしまうので
マウスやパッド操作などに遅延が発生します
ゆったりとしたゲームならば同期のONがお勧めですが、
入力スピードが必要となるゲームにはお勧めが出来なくなっています。
これにかんしてはお好みで使用するとよいでしょう
【異方性フィルタリング】
異方性フィルタリングとは?
視点とポリゴンの角度関係に応じ
適切なテクセルを取り出して補間するテクスチャフィルタリング技法。
テクスチャを貼った面が斜めだった場合(後方に伸びている床など)などで
これが歪んだように見えてしまうため、その点をフィルタリングすることで
正しく台形としてサンプリングすることが出来、正しく見えるようにすること
動作をさせることで、遠距離でのぼやけなどを軽減することも出来るが
反面チップへの負荷も高まる。
1ピクセルごとのサンプル数を2x~16xの間で調整ができ、
これを設定することで3Dでゲームでよく起こる「斜面のぼやけ」を少なくし
奥行きや斜面のボケをハッキリさせることが出来る設定である

左の壁、奥の山の斜面、貯水槽の線がハッキリしたのがわかります
特に奥行きや段差等が有効とされるFPSゲームや
レースゲームでは最重要となる項目になるかもしれません
そして倍率が高いほど全体面でハッキリとフィルタをするため
高画質化において第二の重要ポイントと思われます
ただし設定を高くすればするほど負荷が上がりますので
動作パフォーマンスとのバランスを考えて設定しましょう
【異方正フィルタ最適化】 - 異方正フィルタ最適化
フィルタが必要とされている数をドライバが自動で判断し調整します
たとえばゲーム側がフィルタを【10】必要としている場合
16xの中の10xだけを使用しチップ負担を小さくします。
ただ状況に応じて適応数が変化するので、画質に違和感が出る場合があります
安定した高画質化にしたい場合は最適化をOFFにすることがお勧めになります
【電源管理モード】
この機能を設定するとVGAの電力パフォーマンス設定が出来ようになります。
*要はCPUの省電力機能と同じです
(適応)にした場合VGAの省電力機能が働くようになり
ドライバによって使用率に応じた電力とクロック調整を行ってくれます
〈アイドル時はクロックが下がってくれたりします〉
(パフォーマンス最大化を優先)に設定すると、
使用状況に関係なく、常にパフォーマンスが最大レベルに設定されます。
パフォーマンス最大化を優先に設定することで省電力機能は切れるので、
負荷が小さい状態でも最大限の能力で動かすことが可能になります
またクロック数が下がらなくなるので、ベンチマーク実行時や
ゲーミング実行時にGPUクロックを下げたくないという人にお勧めです
ただし消費電力や熱量が増加するので多様はお勧めできません。
場合によっては故障につながる可能性もあるので設定するときは注意して行ってください
*コレの利点としましては、最新鋭かつハイエンドのVGAを使っていて
軽すぎるゲーム等でパフォーマンスが落ちてしまう減少が発生した場合は
こちらの設定をすることでパフォーマンスが向上する事があります。
ですが、当ブログでは電源管理モードは【適応】にすることがオススメとなります
これの設定によってPCやパーツが故障してしまった場合には
当ブログでは責任をお持ちできませんのでご了承ください
以上で設定の説明は終了です
この設定をキチンと出すことでオンラインゲームなどや
アンチエイリアスが無いなどのゲーム等で優位性を持てたり、
GPUの必要最低限動作する分の残して、
余った部分の性能を使って高画質化が出来るため、
今までとは違うゲームプレイが出来るようになります
自分のPC環境に性能の余裕があるならばいろいろと試してみるのもアリでしょう
ただし、設定を強くしすぎてしまうと。
グラフィックメモリの上限を超えてしまったり、
まともに動作が出来ないほどの状態になったり、
場合によってはアプリケーションが起動しなくなるといった場合もあるので
自分のPCとプレイするゲームとの性能バランスを考えて設定いたしましょう
以下設定参考例、
【画像クリック必須】
Q9650+GTX460(GM1GB)
タイトル Test Drive Unlimited
ゲーム内設定 1600x900
アンチエイリアス & HDR オフ
(コンパネの設定)8xスーパーサンプル、32xCSAA、異方性フィルタ16x 最適化OFF
左がコントロールパネルの設定適応、右が未適応

上記の画像をクリックし、拡大をしていただき、
赤いマルの書いてある部分を比較して見てもらうと分かりますように、
アンチエイリアスによって車や柱に起きているエッジがまとまり
異方性フィルタリングによって、ビルの先までのぼやけがなくなったのが分かります
といった感じで高画質化が出来たと思います。
今回は少々強めの画質設定をしての確認をしましたが
実プレイをするさいの設定は自分の環境の動作安定を1に考え、
その中で画質を詰めていくという感じで設定をしてくのが良いでしょう
完全な高画質化よりもパフォーマンスの安定
それをするためにはPCスペックとの相談。
コレを忘れないようすることが大事になることと思います
是非貴方も一度は高画質化プレイを試し((´^ω^))ゥ,、ゥ,、してみましょう☆
ここまでの記事をお読みになってくださいましてありがとうございます(´▽`)
そして今回はここまで長文になってしまったので
間違ってる文もあるかと思います、
ここはこうしたほうがいいよって場面があった場合は
気軽にコメント残していただけると助かります(・∀・)b
ではまた次回記事にて~
ヾ(゚ω゚)ノ゛
・追伸
最近のAA増えすぎですね…
最後にまとめておきますと画質良さと動作が重くなる順は
フィルター無し‹ FXAA ‹ MFAA ‹ MSAA ‹ SSAA ‹ TXAAとなってます
FXAAが現状で一番軽い動作となり環境を選びにくく、
TXAAが現状で一番細かい動作のAAとなるため動作が重なってます
FXAAはAAの特性上、グラフィックをブレンドをする(馴染ませる)方法なので
一番画質がボヤける(ソフトな絵に)になる傾向があります
そのためFXAAでぼやけた部分をモニタやテレビでシャープ化をさせてあげることで
軽い動作でありつつもキチッとした画質になるので参考にどうぞ(・ω・)
記事の参考にさせていただいたサイト様のリンク
4Gamer.net様 EN8800GTX/HTDP/768M(CSAAについて)
http://www.4gamer.net/review/g80_graphics_quality/geforce_8800_graphics_quality.shtml
4Gamer.net様 NVIDIA,独自のアンチエイリアシング技法「FXAA」「TXAA」をアピール。いまあらためて振り返るアンチエイリアシングの歴史
http://www.4gamer.net/games/120/G012093/20121125002/
4Gamer.net様 西川善司の3DGE:GeForce GTX 980に搭載された新機能「DSR」「MFAA」とは何か
http://www.4gamer.net/games/274/G027467/20141005001/
映像を写すためやゲームをやるためには必要不可欠な物とされるもの
高画質や動きが良いゲームをするならまず必要不可欠な物とされています
そんなグラフィックボードですが
今回はNVIDIAのグラフィックボード使用者においての
3Dゲームの高画質化について説明を行いたいと思います
(正確にはNVIDIAコントロールパネル設定の説明となります
始める前に以下の注意事項をもうけておきます
1.ドライバのバージョンは347.88 を使用
そのため、それ以前のバージョンの説明はお教えできません。
2.使用しているボードはGTX970を使用しています
ボードによっては表示される項目や表示されない項目があります気をつけてください
3.この設定が必ずしも良い方向に向くとは限りません
ゲームを高画質にすること = 描画負荷が大きくなること。
4.あくまでも個人での理解なので項目に間違いなどがあったり、
設定により動作が出来なくなってしまっても責任はとれませんので
その点に関してのご理解をよろしくお願いいたしますm--m
なお使用するグラフィックボードの性能が低め or PCだったとすると
高画質化設定はゲームプレイング時のお荷物になってしまう可能性があります
ゲームプレイのパフォーマンス面にも余裕をもち、
その中で、プレイと画質のバランスを保つようにお願いいたします
ではさっそく設定説明に移りましょう
まず始めにNVIDIAコントロールパネルを開きます

ここで詳細3Dイメージを選択するに●を付けておきましょう
その次に、左のタブの中にある3D設定の管理を選びます

こうすることでゲーム使用する機能や設定を調整が出来るので
ここから設定を調整していきましょう

グローバル設定では調整したものは基本全てのゲームやソフトで動作します。
そのため【このゲーム】は大丈夫だった設定だとしても【別のゲーム】ではダメといった
場合があります、その場合はプログラムの設定から各ゲームの設定をしていくのが吉です

こうすることで各ゲームごとに設定を適応できます
そして設定後、ゲーム起動時に以下の設定が適用されます
【CUDA-GPU】
一部のゲームで使える物理演算機能 PhysX
VGAエンコーダーを可能とするGPUを選択できます
基本的には〈すべて〉の設定が推奨になりますが
対応VGAを2~4機積んでいる場合にて、
動作させたいものを使用します
【DSR】Dynamic Super Resolution
DSRとはディスプレイ解像度を超える解像度に設定出来る機能です。
一度高解像度でレンダリングを行い、使用しているモニタの解像度に合わせるように
ダウンスケーリング(縮小)をしてからモニタに表示するというものです
設定次第では4KのレンダリングをしつつもフルHDのモニタに表示することが出来るため
最終的なテクスチャやオブジェクトなどがAAを超える描写になり綺麗になるのですが
想定外の高解像度でのレンダリングとなるため、必然的に負荷が大きくなり、
想定された解像度を超える解像度にする=ゲーム側のUIが対応してない可能性があります
*ゲームが高解像度に対応していることも必要
そのため基本的にこの設定はフルHDを超える高解像度に対応していて
設定した解像度などに対応出来るGPUが必要となるので注意が必要です
なおこの設定はゲームだけに限らず。
Windowsの描写や動作、デスクトップなども指定した解像度でのレンダリングとなります
【DSR - 係数】 - 使用したいDSR解像度の倍率を選択出来ます
ここではDSRを利用する際においての解像度の倍率を選択することが出来ます。
設定はフルHDにて1.20x、1.50x、1.78x、2.00x、2.25x、3.00x、4.00xと設定でき、
チェックした設定の倍率は、
コンパネ内のディスプレイの設定や解像度の変更画面にて出来るようになります

ちなみにいきなり4.00xにしたりするとデスクトップ画面がいきなり4Kレンダリングになり
環境によっては操作不可になる恐れもあるので最初は控えめでの設定がお勧めです
【DSR - 滑らかさ】 - DSR動作時の滑らかを指定します
DSRという特性上、どうしても粗が出るため その部分の調整となります
設定は0%から100%なっており数値が高いほど滑らかさが上がります
*鮮明度の設定ではありませんので悪しからずに
以前にDSRの記事を書いたことがあったので
気になる方はこちらもご覧ください
GTX5xxや6xx、7xxシリーズでもDSRが対応!!
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-638.html
【アンチエイリアシング】以下アンチエイリアス またはAA
ここはアンチエイリアスの設定や、その動作についての設定になります
アンチエイリアスとは?
3DCGではエッジ〈ギザギザ〉の目立つ画像が多く存在し、

その状態を改善し、高品位な画像を作成するために存在します
アンチエイリアスを設定をすることで
3Dゲーム実行時に3D 画像のジャギー( ギザギザ) を低減します。

そのため、よりよい高画質を求めることが出来るようにもなります
特にゲームなどリアルタイム機器でのアンチエイリアシングは、
品質とパフォーマンスを両立させるために
各種のアンチエイリアシング技術なども提案されている。
〈マルチサンプリングAA、スーパーサンプリングAAなど〉
この設定はジャギーが目立ちやすい低解像度ほど効果があり、
高解像度ほど効果が出にくい傾向があります
(高解像度でも設定するとしないでは差がでます)
そのためアンチエイリアスを高く設定にすることで、
ジャギーの少ないゲーム画面を堪能できるようになります。
細かい描写が綺麗にまとまったりすることもあるので
最後の詰めとしても使用することがお勧めです
ただし設定を強くしすぎると映像がぼやけている感じ出たり〈設定にもよるが〉
GPU負荷が大きくなったりするので注意が必要になります
【FXAA】 - オブジェクトなどの大きな輝度差にも対応できるAA技法を有効にします。
こちらはグラフィックの描写を周囲と馴染ませ、平らにするという AAとなってます
PS3やRADEONのGPUなどでも採用されているMLAAと同じ手法であり、
コントロールパネルの設定にて「ON」にすることで適応出来ます。
こちらのAAはリアルタイム動作行い周りの色になじませる手法となっており、
ゲームグラフィック全体の絵をソフトな絵(全体的にボヤけるがまとまった絵)に出来ます。
FXAAはポストプロセス型のアンチエイリアスなため
MSAAやSSAAなどが見つけられなかったジャギーなども無くすことが出来、
動作が非常に軽くレイテンシが低いため、幅広いジャンルで活用することが出来ます
MSAAやSSAAが適応出来ないゲームなどや
動作が重いゲームで、負荷を抑えながらジャギーを消したい場合に有効です
*絶対的なAA効果が得られますがぼかしが強くなるので注意が必要です
動作のかんしましては、NVIDIAのコントロールパネル内で
MSAA、SSAAなどを指定してない場合で
FXAAの設定をONにすることで起動を確認しています
*ちなみにポストプロセス型なのでゲーム内のSSではAAが適応されないので注意
【ガンマ修正】 - ガンマ修正アンチアエリアシングを有効にします。
オンにすることでと光源処理のアンチエイリアスが向上しカラーと3D画質が向上します。
ゲームプレイ時に色味が薄いと思った時はONにすることで色味が向上します
【トランスペアレンシー】 - アンチエイリアス動作時において、
どのようなアンチエイリアス方式を使うかの設定になります。
マルチサンプリング アンチエイリアス〈MSAA〉
スーパーサンプリングのように表示解像度より高解像度で描画するが、
その際カラーなどのピクセル値生成処理は表示解像度分の演算で済ませ、
それを高解像度分複製して記録する方式
スーパーサンプリング アンチエイリアス〈SSAA〉
表示する画像解像度より高解像度に描画しておき、
描画終了時に高解像度画像を表示解像度に変換してから表示する方式であり
倍率表示は設定の強さに値します。
〈数値が高いほど高品質になりますが負荷が大きくなります〉
動作に対しての負荷は フィルタなし < FXAA < MSAA < SSAAの順に強くなり
画質も フィルタなし < FXAA(状況次第ではMSAAより上) < MSAA < SSAAの順によくなります
3Dゲーム動作において画質とパフォーマンス面で一番バランスが取れているのは
マルチサンプリングになりますが、より良いアンチエイリアスを出すこと、
より良い画質を求めるのであらばスーパーサンプリングTXAAを指定するような形になります
〈倍率は大きいほうがアンチエイリアス効果は良くなりますがその分、負荷が大きくなります〉
【モード】 - アンチエイリアスの動作についての設定ができます
・アプリケーションによるコントロール
ゲーム内にアンチエイリアスの設定がある場合、そちらを優先して使用します
コントロールパネルで設定したものは適応されないので注意しましょう【一部適応】
・オフ
アンチエイリアスを使用しません。
動作を軽くしゲームパフォーマンスを重視する際に使用します。
・アプリケーション設定の変更
ゲーム内にアンチエイリアスの設定がない場合に使用し、
コントロールパネルで設定した内容をそのゲームに適応することが出来ます
*一部のゲームではアンチエイリアスを使用しないほうが画質が良くなる場合があるので
その場合は〈アプリケーションによるコントロール〉に設定しておいたほうがよいでしょう
【設定】 - モードで〈アプリケーション設定の変更〉にしたときに調整が可能になります
ここではアンチエイリアスの強さが設定出来ます。
倍率が高いほうが高画質になりますが、GPU負荷が掛かるの大きくなるので
ゲームパフォーマンスが低下する場合があります。
それに倍率を高くしすぎてしまうと画像イメージがぼやけてしまう場合もあるので
〈スーパーサンプリングを指定している場合、ぼやけ難くなります〉
一概に高い数値が良いというわけではないので注意しましょう
あくまでも、画質 + パフォーマンス = 性能バランスを考えて設定をしましょう
グラフィックメモリを多く使用するので搭載メモリが少ない場合は注意が必要です
ちなみに設定の中には8xQや16xQと書かれているものがありますが
それは(QはQualityの意)とされており、メモリの消費を抑えた高品位仕様となってます、
その分、CPUなどにかかる負荷も大きいので良く考えて設定しましょう
@CSAAにつきましては記事の最下にある参考リンク様を参考にしてください
→355.60ドライバ+GTX970の環境にてQ設定、CSAA、16xの項目が削除されていたのを確認。
そのため現状でのAAの設定は2x、4x、8xまでが利用可能になっている状況のようです。
なおHDRを使用にした場合、上記アンチエイリアスが上手く動作しない場合があります
これはMSAAやSSAAではHDRにAA処置が仕切れないためにおこる現象です
6xxシリーズなどに実装されましたTXAAなどでしたらHDRにAAをかけることができますが
5xxシリーズや以前の物ですとそれが出来ないため、
アンチエイリアスが掛からないと思ったときはゲーム内のHDRを切ることをお勧めします
なおHDRに対応したTXAAの設定はゲーム側が対応していることが前提であり
動作にかんしましてSSAAを遥かに超える負荷となるので設定時には注意です
【アンビエント オクルーション】以下AO
アンビエント オクルーションとは?
全体周囲をオブジェクトで遮断されたサーフェイス上の環境光の強度を下げることによって
現実感あふれるシーンを作成します。またシーン内のオブジェクトの位置に基づいて
各オブジェクト〈例えば壁とかの影〉に奥行き感を出すことが可能になります
この設定をすることでHDRなどの光度や影をリアルに表示させることが出来、
より現実に近い画質にすることが可能になります
〈この機能はアプリケーションやゲームがサポートされていることで初めて動作します〉
他のブログ様の情報曰く
「ゲームにもよるが、fpsの値は20~40%落ちる」と言われ、
オブジェクトが多彩な超絶グラフィックのゲームほど
影処理が増えるので、フレームレートは下がるだろう、との事。
そのためミドルクラスのGPUを使用しての設定はつらいかもしれません・・・
・オフ OAを使用しません。
カードの動作パフォーマンスを完全に把握しないうちはオフが推奨になります。
ゲーム側でAO設定が可能なものは、ゲフォ設定からのAOは無効にしてください。
・パフォーマンス
OAを使用しますがクオリティ設定よりは弱めの設定できるため
パフォーマンスに対する影響を抑えながらリアリティーを高めることが出来ます
・クオリティ
パフォーマンス設定よりOAが強いため
リアリティーが大幅に高まりますが、その分負荷も大きくなるので
グラフィックパフォーマンスが低下しやすくなります
【スレッドした再適化】
CPUのマルチスレッド対応のゲームにて
CPUをマルチスレッド処理させるかどうかの選択。
基本的に自動のままでおkです
【テクスチャ フィルタリング】
テクスチャ フィルタリングはNVIDIAの基本グラフィックを調整できる場所。
次第でパフォーマンスをあげる事も、画質をあげる事もできる
ここは全設定の中で一番重要とされる部分でもあり
設定次第で多く画質が変わってしまうので、高画質化の面で重要視される
アンチエイリアスやAOなどの設定の前にまず始めにここの設定をしなければ
高画質化プレイは出来ませんのでキチンと設定を出しましょう
【クオリティ】 - グラフィックス拠点となる部分です。
ハイクオリティ、クオリティ、パフォーマンシ、ハイパフォーマンスとありますが、
高画質でプレイしたい場合はよほどのことが無いかぎり
〈クオリティ or ハイクオリティ〉にすることがお勧めになります。
ゲームの動作に余裕がある場合はハイクオリティがオススメかもしれません
【トリリニア最適化】 - トリリニアフィルタリングの最適化
ONにすることでトリリニアが不要なシーンのテクスチャをバイリニアに変更することで、
テクスチャの負荷を下げ、パフォーマンスをあげる事が出来る
簡単な話、一部の画質を簡易化〈画質を落とす〉ことで
ゲームの動作を軽くする、ということが可能になります。
画質をあげたい場合はOFFにパフォーマンスをあげたいならONにしてください
【ネガティブ LOD バイアス】 - LOD動作
設定には「クランプ」と「許可」の二つがあり
クランプにするこで、静止状態の画質が向上される代わりに、
動いてる最中にギザギザのような感じ(テクスチャのちらつき)が発生する可能性があり
許可にすることで安定した画質。テクスチャのちらつきをなくす効果が得られます
そのため全体的な描写が安定する「許可」がお勧めになります。
【異方正サンプル最適化】 - 異方正サンプルの最適化
設定オンにすることで異方正サンプルの数が自動調整されるようになります。
有効にさせるとゲームが必要とされるだけのサンプル数に設定されてしまいますので
パフォーマンスは上がりますが画質は若干落ちます
たまにザラザラとした画質になってしまう場合があるので
安定した画質を求めたい場合は最適化をOFFすることがお勧めです
【トリプル バッファリング】
トリプルバッファリング とは?
3つの独立したバッファーを使用することによって、
再描画の遅れを最小限に抑えることができます。
設定を〈オン〉にすることフレームの間の足りない枚数をVGAで補強してくれるため
フレーム落ちのじらつきが軽減され、全体的まとまった画質にしてくれます
OpenGL系かつ垂直同期がオンの時のみしか動作しませんが
ティリング対策になり、フレーム安定効果があるのでお勧めです
ただし表示するために必要な枚数が増えるため
それに応じて操作遅延が増えるのでスピードが必要なゲームには向きません
そのかわり設定オンにすることでメモリを多く使用し
FPS数が増える(厳密にいうと少々違う)のでフレームが足りないときにも使えます
しかし本来、足りないフレームを類似的に作られる機能なので
瞬間フレームが大事であるフレームFPSゲームや音楽ゲームにて使用するのは厳禁です
あくまでも垂直同期を設定しているときのフレーム稼ぎかティアリング対策に使用してください
【バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数】*用検証
バーチャル リアリティ レンダリング前フレーム数は、
GPUによるフレーム処理前にCPUによって準備できるフレーム数を制限出来るとのことで
バーチャルリアリティヘッドセットを使用する場合にてレイテンシを低く抑えることが可能だそうです
おそらくVRヘッドセット向けの設定となると思われます。
基本的には設定は1のままで良いかなと思います
【マルチディスプレイ/ミックス GPU アクセラレーション】
これといった設定は必要ありません。
ただモニタを2個3個つなげている場合はマルチディスプレイパフォーマンスモードや互換性モード。
一つの場合はシングルプレイパフォーマンスにしておくと良いとのこと
【マルチフレーム サンプリング AA(MFAA)】*後日要検証
MFAAとはGTX9xxシリーズ以後向けの新しいAAの手法となります。
MFAAはMSAAの手法を一部簡略化と最適化させたもので、
MSAAと画質をほぼ同じにしつつ、より高速で動作出来る方法となります
例としてMFAAx4はMSAAx4相当の画質になり、動作も30%高速化されるとの話です
FXAAとは違い、こちらは純粋なAA手法の一つです。
MSAAより軽く、画質もMSAAに近いものなので動作が重いゲーム向けとなっています
ちなみに簡略しているためにフレームが出しきれない場合において
画質が低下する可能性もあるとの話もあります
設定はON、OFFの2つだけですので
念のため画質を求めたいならOFF
画質よりも動作を軽くしたいならON
がお勧めかもしれません
ちなみに最新のゲームだけなのか、MSAAを使用した時に切り替わるのかは
当環境でチェックしていないので参考程度の認識でお願いします
【レンダリング前最大フレーム数】
フレームがGPUによって処理される前にCPUで作成できるフレーム数を制限します。
最大フレーム数の値を下げることで
ゲーミングにおいてマウス、キーボード、パッドなどの遅延が少なくなりますが
その分CPUの負担が大きくなるので、場合よってはパフォーマンスが低下します。
逆に数値を上げることでCPUの負担が小さくなり
グラフィックパフォーマンスが上がるかもしれませんが
操作等に遅延起きてしまうため絶対にお勧め出来ません
CPUに余裕があってゲーマーの方は数値を1にすることがお勧めになりますが
動作が重いと感じるなら2辺りに設定すると扱いやすいかと思います
以前にレンダリング最大フレーム数の遅延ついての説明を書きましたので
もしよかったらそちらもご覧ください
Vista/Win7で起こる3フレーム遅延対策説明
http://whitacirno.blog45.fc2.com/blog-entry-245.html
なおこの設定はゲームの画質が変わりませんのでスルーしてもかまいません
【垂直同期】
垂直同期とは?
垂直リフレッシュは描画速度に関わるもので、
一般的にはV-Sync(垂直同期信号)と呼ばれる。
「オフ」設定にするとフレームレートの上限を解除し高速に描画させる。
ただしアプリケーション側によっては強制的にONにされている事もある。
ONにすることでゲームのフレーム上限がモニタのリフレッシュレート値までに固定され
OFFにすることでリフレッシュレート以上のフレーム描画を可能にします(絶対ではない)
これは主にディアリングを抑えるために使用します
ティアリングというのは、
GPUから送られてきたフレームをディスプレイが表示しきる前に
次のフレームがGPUから送られてきてしまうためことで発生してしまうことであり
簡単に言うならば、余分な分が表示されてしまうこと[じらつき]をさします
垂直同期を使用することでGPU負荷が下がり、節電にも繋がりますが
マウスやキーボードなどの遅延時間が大幅に伸びてしまうので
マウスやパッド操作などに遅延が発生します
ゆったりとしたゲームならば同期のONがお勧めですが、
入力スピードが必要となるゲームにはお勧めが出来なくなっています。
これにかんしてはお好みで使用するとよいでしょう
【異方性フィルタリング】
異方性フィルタリングとは?
視点とポリゴンの角度関係に応じ
適切なテクセルを取り出して補間するテクスチャフィルタリング技法。
テクスチャを貼った面が斜めだった場合(後方に伸びている床など)などで
これが歪んだように見えてしまうため、その点をフィルタリングすることで
正しく台形としてサンプリングすることが出来、正しく見えるようにすること
動作をさせることで、遠距離でのぼやけなどを軽減することも出来るが
反面チップへの負荷も高まる。
1ピクセルごとのサンプル数を2x~16xの間で調整ができ、
これを設定することで3Dでゲームでよく起こる「斜面のぼやけ」を少なくし
奥行きや斜面のボケをハッキリさせることが出来る設定である

左の壁、奥の山の斜面、貯水槽の線がハッキリしたのがわかります
特に奥行きや段差等が有効とされるFPSゲームや
レースゲームでは最重要となる項目になるかもしれません
そして倍率が高いほど全体面でハッキリとフィルタをするため
高画質化において第二の重要ポイントと思われます
ただし設定を高くすればするほど負荷が上がりますので
動作パフォーマンスとのバランスを考えて設定しましょう
【異方正フィルタ最適化】 - 異方正フィルタ最適化
フィルタが必要とされている数をドライバが自動で判断し調整します
たとえばゲーム側がフィルタを【10】必要としている場合
16xの中の10xだけを使用しチップ負担を小さくします。
ただ状況に応じて適応数が変化するので、画質に違和感が出る場合があります
安定した高画質化にしたい場合は最適化をOFFにすることがお勧めになります
【電源管理モード】
この機能を設定するとVGAの電力パフォーマンス設定が出来ようになります。
*要はCPUの省電力機能と同じです
(適応)にした場合VGAの省電力機能が働くようになり
ドライバによって使用率に応じた電力とクロック調整を行ってくれます
〈アイドル時はクロックが下がってくれたりします〉
(パフォーマンス最大化を優先)に設定すると、
使用状況に関係なく、常にパフォーマンスが最大レベルに設定されます。
パフォーマンス最大化を優先に設定することで省電力機能は切れるので、
負荷が小さい状態でも最大限の能力で動かすことが可能になります
またクロック数が下がらなくなるので、ベンチマーク実行時や
ゲーミング実行時にGPUクロックを下げたくないという人にお勧めです
ただし消費電力や熱量が増加するので多様はお勧めできません。
場合によっては故障につながる可能性もあるので設定するときは注意して行ってください
*コレの利点としましては、最新鋭かつハイエンドのVGAを使っていて
軽すぎるゲーム等でパフォーマンスが落ちてしまう減少が発生した場合は
こちらの設定をすることでパフォーマンスが向上する事があります。
ですが、当ブログでは電源管理モードは【適応】にすることがオススメとなります
これの設定によってPCやパーツが故障してしまった場合には
当ブログでは責任をお持ちできませんのでご了承ください
以上で設定の説明は終了です
この設定をキチンと出すことでオンラインゲームなどや
アンチエイリアスが無いなどのゲーム等で優位性を持てたり、
GPUの必要最低限動作する分の残して、
余った部分の性能を使って高画質化が出来るため、
今までとは違うゲームプレイが出来るようになります
自分のPC環境に性能の余裕があるならばいろいろと試してみるのもアリでしょう
ただし、設定を強くしすぎてしまうと。
グラフィックメモリの上限を超えてしまったり、
まともに動作が出来ないほどの状態になったり、
場合によってはアプリケーションが起動しなくなるといった場合もあるので
自分のPCとプレイするゲームとの性能バランスを考えて設定いたしましょう
以下設定参考例、
【画像クリック必須】
Q9650+GTX460(GM1GB)
タイトル Test Drive Unlimited
ゲーム内設定 1600x900
アンチエイリアス & HDR オフ
(コンパネの設定)8xスーパーサンプル、32xCSAA、異方性フィルタ16x 最適化OFF
左がコントロールパネルの設定適応、右が未適応

上記の画像をクリックし、拡大をしていただき、
赤いマルの書いてある部分を比較して見てもらうと分かりますように、
アンチエイリアスによって車や柱に起きているエッジがまとまり
異方性フィルタリングによって、ビルの先までのぼやけがなくなったのが分かります
といった感じで高画質化が出来たと思います。
今回は少々強めの画質設定をしての確認をしましたが
実プレイをするさいの設定は自分の環境の動作安定を1に考え、
その中で画質を詰めていくという感じで設定をしてくのが良いでしょう
完全な高画質化よりもパフォーマンスの安定
それをするためにはPCスペックとの相談。
コレを忘れないようすることが大事になることと思います
是非貴方も一度は高画質化プレイを試し((´^ω^))ゥ,、ゥ,、してみましょう☆
ここまでの記事をお読みになってくださいましてありがとうございます(´▽`)
そして今回はここまで長文になってしまったので
間違ってる文もあるかと思います、
ここはこうしたほうがいいよって場面があった場合は
気軽にコメント残していただけると助かります(・∀・)b
ではまた次回記事にて~
ヾ(゚ω゚)ノ゛
・追伸
最近のAA増えすぎですね…
最後にまとめておきますと画質良さと動作が重くなる順は
フィルター無し‹ FXAA ‹ MFAA ‹ MSAA ‹ SSAA ‹ TXAAとなってます
FXAAが現状で一番軽い動作となり環境を選びにくく、
TXAAが現状で一番細かい動作のAAとなるため動作が重なってます
FXAAはAAの特性上、グラフィックをブレンドをする(馴染ませる)方法なので
一番画質がボヤける(ソフトな絵に)になる傾向があります
そのためFXAAでぼやけた部分をモニタやテレビでシャープ化をさせてあげることで
軽い動作でありつつもキチッとした画質になるので参考にどうぞ(・ω・)
記事の参考にさせていただいたサイト様のリンク
4Gamer.net様 EN8800GTX/HTDP/768M(CSAAについて)
http://www.4gamer.net/review/g80_graphics_quality/geforce_8800_graphics_quality.shtml
4Gamer.net様 NVIDIA,独自のアンチエイリアシング技法「FXAA」「TXAA」をアピール。いまあらためて振り返るアンチエイリアシングの歴史
http://www.4gamer.net/games/120/G012093/20121125002/
4Gamer.net様 西川善司の3DGE:GeForce GTX 980に搭載された新機能「DSR」「MFAA」とは何か
http://www.4gamer.net/games/274/G027467/20141005001/
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