<仕様>型式 密閉ダイナミック型
ドライバーユニット 口径13.5mm(CCAWボイスコイル採用)
感度 106dB/mW
再生周波数帯域 5-25,000Hz
インピーダンス 16Ω
最大入力 200mW(IEC) *1
コード長 約0.6m OFCリッツ線
コードタイプ ネックチェーン型
入力プラグ 金メッキステレオミニプラグ
質量 約5g
<特長>・優れた装着性とクリアな音を生み出す、密閉型バーティカル・イン・ザ・イヤー方式
・新開発13.5mmドライバーユニットを採用し、クリアな音を実現
・不要な振動を抑えて解像度の高い音を再生。ML(マルチレイヤー)ダイアフラム
・アルミニウム筐体によって不要な振動を低減し、安定した再生音を実現
・手作業による精微な音質調整の実施
・装着感と音質を向上させるハイブリッドシリコンイヤーピース
・ブラック・ホワイトの選べる2カラー
・用途に合わせて使用出来る90cm延長コード
・50cm程度まで、長さを調節出来るコード長アジャスター付属
・耳のサイズに合わせて使用出来る(S/M/L)イヤーピース付属
以下公式サイト
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-EX500SL/index.html購入理由はスマホ&PSPなどの小型機器に使用すること、
そして中位EXシリーズ+13.5mmドライバーが気になったので購入してみました
元値は12000円と中級思考のイヤホンになります
SONYによる位置づけはZXシリーズと同じくモニターシリーズになるようなので
モニターからの味付けを期待しつつ、音の思考が気になるとこです(´∀`)
箱の中身はこんな感じ(=゚ω゚)ノ

MDR-EX500SL、コード長アジャスター、(S/M/L)イヤーピース
90cm延長ケーブルに説明書を加え、
![2011-10-06_10.26.27[1]](https://blog-imgs-49-origin.fc2.com/w/h/i/whitacirno/20111006104306004s.jpg)
持ち運びに便利な本革キャリングケース+インナーケースが梱包されている
イヤホンやヘッドホンの持ち運び用にと、こういったケースが付属されていると
本体を痛めずに持ち運べるため良いポイントとなるだろう
エージング時間は400時間を越えたものを使用して
早速ながらレビューしてみようかと思います
【デザイン】大きなドライバーユニットが特徴で、クール感があり
首掛けもしっかり出来る、しかしコードが短いので延長は必須
【音質の全体的なイメージ】モニターをベースとした、軽いドンシャリ。
音楽ソースによっては高音域の刺さりが気になる場合があるが
基本的に解像度が強く、明るい印象。
特に音の分離が良く、細かい聞き分けが得意と思える
【高音】解像度のよさが効いているため
音源ソース次第で音の明確さが分かる。
ソースが良ければ良いほど味が出るが、
エッジがきつめなのでサ行やシンバル系で刺さりやすい
【低音】13.5mmドライバーとドンシャリ気味という味付けがあるおかげか
しっかりとした低音が出ているのが目立つ。
特徴を強く出さないように調整されているためか
低音が少ない曲によっては弱く感じることがあるが
柔らかさを重視してる感じが、弱く感じさせるのようになっているのだろう。
【フィット感】いい感じのフィット感。
耳が小さいということもあってイヤーピースはSサイズを使用しているが
しっかりと耳にはまり、抜けたり落ちたりするといった感じはない
【外音遮断性】カナル型ということもあり
しっかりと耳の奥まではめるといった正しい装着を行えば遮断性は高くなる。
気になる人は気になるかもしれないけど、個人的には良いと感じる
【音漏れ】こちらは普通なレベル。
プレイヤーの音量次第では電車の中が気になるが
走行中などで漏れるといった例は少ないと思う
【携帯性】コードが細くて柔らかいため、巻きやすく
キャリングケースとインナーケースが付属しているので携帯性はd( ^ω゚ )バッチリ!!
【その他】タッチノイズは少なくてすんでいる。
ただカナル型である以上細かい部分はどうしようもない。
クリップをつけることで多少なり改善させるが慣れは必要
【総評】MDR-EX500SLは音の解像度が高いのが特徴であり
ボーカルだけではなく、シンゼサイザーやその他楽器等を綺麗に出す性質が強い。
高粋や低域は上記で書かれているようにドンシャリ気味になるわけだが
ドンシャリ気味だからこそ、ジャンルを選ばずして楽しめるではないかと思う(`・ω・´)
〈これはその人の感性によって変わってくるものなので決め付けは出来ないが〉
そして冒頭にドンシャリと書いたが、
元はモニターベースということもあってか
劣化音源はハッキリと分かるのがネックになる場合がある
安定して曲を聴きたいと思うならCDや無劣化WAV、
またや高ビットレートのMP3やAACで固めていくのが吉になるだろう
〈これもその人の感性によって変わってくるものなので決め付けは出来ないが〉
と、まぁこんな感じだろう
今回はスマホ用と買ったはずのイヤホンだったのですが
解像度が高い+ダイレクト感が良くてPCでも使ったりしてます(`・ω・´)
でも全然行けるから良いですよねー
へッドホンと違って長時間つける用途には向かないとはいえ
高解像度に 低音もりもり 高音ぬけるー と くりゃあ
つい使いたくもなっちゃいますw
そして400時間越えのエージングだったわけですが
やはりエージング効果は出ますね。
購入当初はこれはひどいと言えるほど曇りが強く
気持ちよさなんて全然ありませんでしたが
適音を計っての継続的にエージングを行ったおかげで
音にまとまりが出て、曇った感じがなくなりましたから(`・ω・´:)
ちなみにエージング中は一切イヤホンを耳につけないという方法で確かめてみました。
つまりはエージング放置というやつです
こんな感じで

この方法は友達である柚子さんに言われたことなのですが、
〈購入当初の音と慣らし終わった後の音の違いに驚くぞと・・〉
その答えは格別もんでした(;^ω^)
耳慣れしてない分、そこから楽しんでも十分行けるものです
〈徐々に変化を楽しめるわけではないが、これはこれで良い〉
そう考えるとやはり機器の慣らし〈エージング〉は大事だと思います
どんな物でも慣らしは必要になるものです、
特に音質変化がある音響はなおさらです
そしてエージングをするならば
適正音量でじっくりとする、これが重要ですね
適正を超える大音量で聴いていてはユニットにダメージを与えるだけですし
本質なんて見えてきませんしね(;´Д`)
でもまぁ久々に当たりを買った気がする・・
このイヤホンは長く使えそうだ
おまけ
インナーイヤーヘッドホン(カナル型)のイヤーピースのサイズ選びのコツについて
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1147375691書かれてるとおり完全にフィットしていないと低音なんて出なかった 以下体験談より
後期モデルであるEX510SLはドンシャリチューニングを抑え
おとなしい音作りになったと聴きますし
ポーダブル用として考えれば500を買っておいて正解だったのかな?